グッドスキームはより良い生き方を提案します。

『大阪府は19日、府内で新たに2443人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日あたりの新規感染者数としては18日の2296人を上回り、3日連続で過去最多を更新した。』という報道がありました。


 

大阪府は19日、府内で新たに2443人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日あたりの新規感染者数としては18日の2296人を上回り、3日連続で過去最多を更新した。また、17日に80代女性1人の死亡が確認された。これまでの府内の感染者は延べ14万72人、死者は計2753人になった。

大阪府の19日までの7日間の感染者は1万2712人で、その前の7日間(6~12日)の8433人から約1・51倍に増加し、感染拡大が加速している。

入院中の重症患者は前日より8人増の166人で、府が確保する病床(587床)の使用率は28・3%となった。入院中の軽症・中等症患者は前日から36人増えて1793人となり、確保病床(2547床)の使用率は70・4%となった。

【朝日新聞デジタル 配信】

ここのところ

新型コロナウイルスの感染者が急増しています。

感染が「接触感染・飛沫感染・エアロゾル感染」であれば従来の対応である程度は抑えられるはずですが、ここのところの急増をみるといわゆるデルタ株というウイルスの感染力の強さが大いに関係しているものと思われます。

つまり

感染者のウイルス量が当初は従来株の2~3倍近くにのぼるというデータがありましたが、最近では1000倍になることもあるとの見解も示されていますしまた海外の研究によると、ウイルスを排出する期間も従来株より5日ほど長くなっているという報告もみられるようです。

そうであるならばマスクをしていてもそこから漏れるウイルス量は従来想定されていた量とは比べ物にならないほど多くなりますし、エアロゾル感染の可能性も大幅に高まるものと思われます。

仮に

そうであるならばいわゆる「空気感染並み」という認識を持つ方が正しい対応をとることができるのではないでしょうか。

つまりマスクをしていても必ずそこから漏れ出る飛沫があり、その量が仮に従来の1000倍ともなればそれは相当量のウイルスが押し寄せてくることを意味しており、感染者との接触機会があれば、ごく短時間の場合を除く殆どの場合が感染リスクにさらされていると考えるべきかも知れません。

新型コロナウイルスの

感染が始まってから2年近くになろうとしていますが、未だにどのような感染ケースがあったかというデータが公表されていません。

国や自治体は「人流削減」という言葉を連呼するばかりではなく、これまでにどのような感染ケースがあったのかという具体例をできるだけ公表して国民に警鐘を鳴らすべきだと思いますし、またデルタ株という変異種により「空気感染並み」の影響がないかの分析を急ぐとともにその旨の啓蒙活動を計画すべき時期にきているのではないでしょうか。

仮に

「空気感染並み」という結論が出された場合は、ワクチン接種を国民の義務として位置づけるなどの強い措置も必要になりますし、さらには三回目のワクチン接種への準備なども必要になってくるものと思われます。

今や「人流を抑える」という段階ではなく相応の対応が急がれる段階かも知れないという認識の元に、改めてその善後策を検討していただくことを切に希望します。

 

参考情報:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です