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がん患者の体内から免疫細胞を取り出し、遺伝子操作して攻撃力を高めて戻す新たな免疫療法の実用化に向けた動きが本格化しているそうです。

『がん患者自身の細胞、遺伝子操作で味方に 実用化へ前進』

https://www.asahi.com/articles/ASL1L6W85L1LULBJ00X.html
⇒朝日新聞デジタルの記事へ 
 
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がん患者の体内から免疫細胞を取り出し、遺伝子操作して攻撃力を高めて戻す新たな免疫療法「CAR―T(カーティー)細胞療法」の実用化に向けた動きが本格化している。24日には名古屋大学病院が、ほかに治療法がない急性リンパ性白血病の患者を対象に厚生労働省の部会に再生医療の臨床研究として申請し、了承された。

患者自身のT細胞と呼ばれる免疫細胞に、がんになったリンパ球の目印を認識させ、がんを攻撃し続ける機能をもたせて体内に戻す。一度の点滴で効果が出るとされる。米国で承認されている同様のメカニズムの薬(商品名キムリアなど)が4千万~5千万円と高額なことでも注目を集めている。
今回了承された計画は、信州大の中沢洋三教授が考案した独自の技術をもとに名大と信州大が共同開発した。治療費の大幅な削減を目指している。

国内ではすでに、自治医大がタカラバイオと共同で臨床研究などを始めている。米国で承認されたものや自治医大の治療法は、遺伝子操作にウイルスを用いている。だが今回了承された名大のものでは、ウイルスを使わない。高橋義行・名大教授によると、ウイルスを扱うことで生じる安全対策や施設整備のコストを10~15分の1以下に減らせる可能性があるという。

【朝日新聞デジタル 配信】

患者自身の免疫細胞に、

がんになったリンパ球の目印を認識させ、がんを攻撃し続ける機能をもたせて体内に戻す(一度の点滴で効果が出る)ということで、全く夢のような治療法といえます。

CAR-T療法というのは、一般的なリンパ球の中のT細胞の遺伝子を改変して、特別のがん抗原だけに結合するT細胞受容体を人工的に発現させ、それをまた患者の血中に戻し、患者のがんを治療しようという方法とされ、がん免疫細胞療法の一種で、遺伝子治療技術も含むそうです。

ひらたくいうと、

がん抗原にT細胞受容体が結合することで、がんの目印となり、それを攻撃対象にするということのようですが、本来免疫細胞といわれるTリンパ球自身もがん化することがあり、これをも攻撃対象にできるということのようです。

特別のがん抗原だけに結合するT細胞受容体を発現させるということは、その結合するがん抗原の種類が増えれば、いろいろながん治療に有効でしょうから、ある意味ではがん全体に有効な治療法になる可能性を秘めているということになると思います。

遺伝子操作に

ウイルスを使わないため、安全対策や施設整備のコストを10~15分の1以下に減らせる可能性があるということで、米国で承認されている薬が4千万円とするなら、400万~270万円で済むことになります。

一般的に、がんの免疫細胞療法では、有効ながん治療法に仕立てようとすれば、何回も繰り返し投与することになり、また、患者のがん細胞を殺せるかを確認する免疫細胞の活性検査の費用も必要になるなど、とても庶民的な治療法とはいえないようですが、今回の治療法では一度の点滴で効果が出るということで、かなり期待ができるものと思われます。

技術は

日に日に進歩し続けるもので、それも回を重ねるごとに、より大きな成果になることが知られています。

今回報道にある医療技術もさらなる進歩を遂げて、たとえば半年くらいの治療期間で、10万円くらいの費用でがんが治るようになれば、正に夢のような治療法が誕生することになります。

そこに向けて、多くの関係者にご尽力いただけることを、大いに期待したいと思います。

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