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『ウクライナ軍南部方面の報道官らは１４日、地元メディアに対し、露軍が司令部をドニプロ川西岸の州都ヘルソンから東岸に移したと指摘した。』との報道がありました。 |
ウクライナ南部ヘルソン州の制圧を宣言しているロシア軍が、州都ヘルソンに置く司令部を移動させたとの見方が出ている。ウクライナ軍の反撃で補給路が被害を受けたためとみられる。
ウクライナ軍南部方面の報道官らは１４日、地元メディアに対し、露軍が司令部をドニプロ川西岸の州都ヘルソンから東岸に移したと指摘した。ウクライナ軍が、露軍の補給路となっていたアントノフ大橋を含む計３本の橋を攻撃し、使用不能にしたことが影響している模様だ。
一方、ロシアのプーチン大統領は１５日、モスクワ郊外で開かれた国内最大級の兵器展示会で演説し、「ロシアの兵器は競合国よりも何年も先を行っている」と述べ、自国兵器の性能の高さを誇示した。欧米の対露制裁に同調しない南米やアジア、アフリカの国々と緊密な関係にあることを強調し、最新の露製兵器を供給する用意があると主張した。ウクライナ軍の抵抗により一部で苦戦が伝えられており、国内外の不信感を払拭（ふっしょく）する狙いがあるとみられる。今年の展示会への参加は７２か国で、昨年の１１７か国から激減した。
【ヤフーニュース 配信（ 記事：読売新聞 ）】
ウクライナが
「自国での自由で民主的な生活」を守るために懸命に戦っている様子がうかがえます。
これも全てプーチン氏という独裁者が惹き起した暴挙に対応するための行為にほかならず、その罪は計り知れないほど大きいと思います。
ロシアへの
攻撃があったら核の使用も辞さないとの脅しをかけ、自国は攻撃を受けることなく、ただウクライナのみが大きな被害を被るというはなはだ納得できない状況が現実となっている中で、ウクライナは連日懸命に侵略者の排除を余儀なくさせられており、この事態は世界中の良識ある人々にその理不尽さを余すところなく伝えているものと思われます。
世界中の
良識ある多くの人々は今回のこの侵略行為を目の当たりにして、「独裁者を放置しておくことが如何に不幸をもたらすか」ということについて十分に腑に落ちたのではないでしょうか。
この独裁者というものは突然生まれるものではなくその生まれる土壌が存在します。
それは
第一主義者と言うべき者の存在で、つまりは自分の街が第一、自分の地域が第一、自分の国が第一という第一主義を信じて疑わない人の存在です。
このような人の原点は自分が第一というところにあり、第一主義という道を歩みながら自らの権力を増大させていきます。
権力のためなら
第一主義の名のもとに、平気で嘘をつき通し、対抗する相手を踏みにじり、分断と排除を繰り返すことでのし上がっていくので大変危険な人物であることは間違いありません。
帝国主義の時代には「やらなければやられる」という現実があり、多くの国がこぞって軍事力の強化や領土の拡張へと邁進しましたが、第二次世界大戦後は帝国主義の幻想と過ちに気づき、各国が協調して自主独立を尊重することで自由と平和、ならびに経済的な発展を求めるように変わっていきました。
そのような中で
取り残された独裁者が自らの存在を変えることができずにいることも事実で、核を持つことで独裁者の存在を死守する傾向が生まれ、その傾向が強まっています。
このような状況においてはより圧倒的な軍事力を持つか、独裁国家の軍事力を弱体化するしかなく、そのためには独裁国家の経済的な発展を抑制することが一番平和的な解決策になるものと思われます。
その実現のためには
主要な民主主義国家が協調することが大切で、またそれらの国の国民の理解を得ることが不可欠だと思います。
唯一心配なことは民主主義国家での第一主義者の台頭ですが、それを許すかどうかは全て国民の考え方にかかっているものと思われます。
参考情報：
- タリバン、世界に支援訴え 政権奪取１年で声明―アフガン［※この記事は削除されました］
- スーチー氏、汚職罪で禁錮6年 ミャンマー裁判所が判決＝関係筋［※この記事は削除されました］
- 中国、台湾当局者7人に制裁 独立を支持［※この記事は削除されました］
