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がん治療に関するインターネット情報の質を評価した論文が、がん治療やケアの専門誌に2018年12月17日付で掲載されたそうです。


 

インターネット上にはさまざまな医療・健康関連情報が存在しますが、必ずしも信頼性の高い情報ばかりではありません。特にがん治療に関する情報サイトにおいては、いわゆる民間療法など、科学的に有効性が検証されていない治療法に関する情報も数多く掲載されています。

そんな中、がん治療に関するインターネット情報の質を評価した論文が、がん治療やケアの専門誌に2018年12月17日付で掲載されました。

この研究では、GoogleとYahooを「がん治療」「がんケア」という2つのキーワードにより検索し、上位20件の情報サイトを評価対象としています。情報を評価したのは、がん専門医3人、医学生3人、がん生存者3人で、情報の質はレベルA(信頼できる情報)、レベルB(AとCに該当しない)、レベルC(信頼できない情報)の3段階で評価されました。

最終的に247件の情報サイトが評価されました。医学生による評価では、レベルAに該当するサイトが12.1%、レベルBに該当するサイトが56.3%、レベルCに該当するサイトが31.6%。がん生存者の評価では、レベルAに該当するサイトが16.8%、レベルBに該当するサイトが44.7%、レベルCに該当するサイトが38.5%。がん専門医による評価ではレベルAに該当するサイトが10.1%、レベルBに該当するサイトが51.4%、レベルCに該当するサイトが38.5%という結果でした。

インターネット上でがん治療に関する情報を提供しているサイトのうち、信頼できない情報を提供しているサイトは3~4割にも上り、信頼できるサイトよりも多いことが示されています。がん治療に関するインターネット情報の活用には、十分な注意が必要と言えるでしょう。

【日刊ゲンダイDIGITAL 配信】

報道によりますと、

247件の情報サイトの中でレベルA(信頼できる情報)に該当するサイトは、医学生による評価では12.1%、がん生存者の評価では16.8%、がん専門医による評価では10.1%だったそうです。

この数値からするとほとんどのサイトは信用できない情報を発信していることになりますが、もう少し具体的な指摘を含めた調査結果を公表してほしかったと思います。

インターネットの普及により

大量に情報が発信されていますが、利用者はそれらの中からできるだけ正しい情報を選択しようとしており、そのためには目安が必要になると思われます。

たとえば「このような点で信用できない」といった指摘が大切で、それらの指摘を含めた情報が利用者の選択を促し、結果として信用できる情報のみが拡散されて残っていくのだと思います。

報道では

信用できる情報は少ないという結果を報じていますが、特にがん治療のような比較的深刻な病への情報は、どんなに小さなことであっても知りたいと思う人は少なくないものと思われます。

その意味では、まだ決定的なレベルでなくても知りたいものもあり、不確実だから一切公表しないということで情報が極端に減るのも問題だと思います。

当サイトでも

がん治療のニュースに対しては積極的に論評を加えておりますが、必ず幾つかのサイトの記事を読み比べ、たとえ不確実な情報でも、その旨を記す(断定的な表現をしない)ことで、できるだけ正しく、しかも知りたい情報を拡散したいと思っています。

この度の報道は、情報の拡散のあり方を含めて、一つの警鐘を鳴らすものであり、謙虚に耳を傾けたいと思いました。

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