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民進党千葉県連最高顧問の野田佳彦元首相(衆院千葉4区)は7日午前、千葉県庁で記者会見し、同党と希望の党との新党「国民民主党」に参加しない意向を表明したそうです。

『野田元首相も国民民主党に参加せず 1カ月後めどに地域政治団体設立』

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民進党千葉県連最高顧問の野田佳彦元首相(衆院千葉4区)は7日午前、千葉県庁で記者会見し、同党と希望の党との新党「国民民主党」に参加しない意向を表明した。来年の統一地方選や参院選に向け、1カ月程度で自らが代表を務める地域政治団体を立ち上げ、民進党から分裂した県内の立憲民主党や国民民主党、無所属議員らに参加を呼び掛けるという。

地域政党「三重新政の会」を立ち上げる岡田克也元副総理(衆院三重3区)らとの連携についても「(今後の動きを)よく注視していきたい」と含みを持たせた。

野田氏は同日、民進党に離党届を提出。離党の理由について野田氏は、「無所属で野党結集に力を注いだ方がベターと判断した」と述べた。地域政治団体の設立については4月下旬に民進党県連所属の地方議員や立民、希望両党所属の衆参国会議員に説明し、同意を得ているとした。

【産経ニュース 配信】

野田氏も

民進党を離党して、岡田氏同様に地域政党(政治団体)を設立するとのことです。

元民主党幹部の共通した行動とも思われますが、その意図がよく分かりません。

国政から地域政党へと向かうその真意が何なのか、大阪維新の拡散版という見方もできますがよく分かりません。

ただ一つ

言えることは「彼らが代表となって国政政党をまとめる力も意欲もなかった」ということだと思います。

分散して各々が各地域政党の代表という立場で言いたいことを言うということだとしたら、到底自民党の牙城に迫ることなどできないものと思われます。

「野党のやるべき事」ということでは、企業におけるプロジェクト方式が参考になるかも知れません。

企業ではプロジェクト単位に各部署から人が集まり、その達成に尽力すると共に、達成後はプロジェクトを解散して元の部署に戻るという方式で成果をあげていますが、政治においても、もはや政党に拘らず、何らかの政治的課題の一つ一つについて共同して立法化すべきで、国民もそれを求めているのではないでしょうか。

この際、

理想論は頭の中だけに置いておき、たとえば「行政文書(公文書)の保存の義務付けや罰則の強化」など、個々の案件を掲げて結束し、立法化することに徹する姿勢を見せて欲しいと思います。

その結果一つ一つ政治課題が実現していけば、国民の野党への信頼も回復し、また以降への期待感を高めることにもなると思われます。

その意味では

「地域政党として分散すること」ではなく「実現させる政治家として中央でまとまること」が、野党政治家としての、あるべき姿と言えるのではないでしょうか。

政党は「多様なまとまりであるべし」という考え方もあります。

組織として

「どういう政党であるべきか」などは二の次にして、満点でなくても良いから、できることを一つ一つ実現してくれる政治家に期待したいと思います。

それが国民の多くに共通する政治家への思いではないでしょうか。

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