アメリカの配車サービス大手「ウーバー・テクノロジーズ」は、空飛ぶタクシーの試験飛行を2020年までにロサンゼルスで実施すると発表したそうです。 |
『「空飛ぶタクシー」実用化?ウーバーが2020年までに』
⇒テレ朝newsの記事へ ※記事が削除されている場合もありますのでご了承願います。 |
アメリカの配車サービス大手「ウーバー・テクノロジーズ」は、空飛ぶタクシーの試験飛行を2020年までにロサンゼルスで実施すると発表しました。
想定している乗り物は時速約320キロの電動の小型飛行機で、スマートフォンで予約し、「スカイポート」と呼ばれる発着所で乗り降りができるということです。
また、飛行空間での安全な無人交通システムを整備するため、NASA(米航空宇宙局)と共同開発を進めていることも明らかにしました。
ウーバーは2028年夏に開催されるロサンゼルスオリンピックまでに、空飛ぶタクシーの本格的なサービス開始を目指すとしています。
【テレ朝news 配信】
電動飛行機といえば、
2017年4月に独のLilium Aviationが、36個のモーターで駆動する5人乗りの飛行機「Lilium Jet」の初飛行を成功させたという報道がありました。
その際、飛行機が「空中浮遊モード」から「前方飛行モード」に途切れることなく移行できたそうです。
スロバキアの
エアロモービル社や米航空会社Terrafugiaでは、ガソリンで動く空飛ぶ自動車の開発が進められていますが、これと比べると、電気モーターで飛ぶ「Lilium Jet」の消費エネルギーは、はるかに少なくてすむそうです。
その理想的な完成品ができるまでには、数年は掛かるようですが、飛行コストは数年以内に、自動車移動のコストより低くなるはず、とのことです。
このように
開発が加速し、また今回の報道にみられるように、それを利用する環境(体制)が整えば、今後一気に普及する可能性を秘めている交通手段といえるのかも知れません。
いわゆる「交通渋滞の緩和や、中心街からの遠距離の克服」という問題の解決には、もってこいのシステムになると思われますが、一方では、安全性や、交通規則の大幅改定などにおける、様々な問題点が指摘される可能性も否定できませんので、ここは専門家や政治家の英断に大いに期待したいと思います。
2020年には
東京オリンピックが開催されますが、この頃には報道にもあるように「空飛ぶタクシー」の試験飛行が実施されるとのことですので、この2020年という年は、大きな時代の変化を実感できる、そんな年になるのかも知れませんね。