身の危険を感じた秘書が、一部始終をICレコーダーで録音していたそうです。 |
『「このハゲーっ」豊田真由子衆院議員の罵詈雑言 つくづく「選良」は死語と化したと思う』
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「このハゲーっ」。車を運転中の政策秘書の男性に暴言を浴びせたのは、自民党に先週離党届を提出した豊田真由子衆院議員(42)である。同時に秘書の頭や顔を殴り、傷を負わせていた。さすがに擁護する声は、自民党内からも上がってこない。
豊田氏の暴挙をすっぱ抜いた「週刊新潮」によれば、身の危険を感じた秘書が、一部始終をICレコーダーで録音していた。とてもコラムで紹介できないような、口汚い言葉が並ぶ。なぜかミュージカル風の節がついたものもある。
【産経ニュース 配信】
内と外で
別の顔を持つ人は少なくないと思いますが、これほどの人はめずらしいかも知れません。
本来政治家というものは「国全体の行末に配慮すべき立場にあるもの」ともいえますが、身近な秘書一人への配慮もままならないとなれば、その立場に値しないことは明白です。
ましてや政策秘書というのは、代議員としての最大の仕事である政策(立法)の立案を行う際の、いわば片腕(同志)ともいえる立場の人ですから、この人を疎かにするということ自体、はなはだ不適切といわざるを得ません。
このような人は、
間違いに気づいてもそれを訂正せず、ゴリ押しする可能性が強いことを思えば、「国民全体に影響を及ぼす立法を担うこと自体に危惧を抱く」といっても過言ではないと思います。
残念ながら現在の選挙制度では、このような資質の人を見分けることができませんが、少しでも情報を得るためには、メディアによる(事実)報道(特に「内部告発」報道)に期待せざるを得ないのかも知れません。
一説には「一人いれば百人はいる」ともいわれますが、今回の報道は、「選挙における一票の重さ」ということについて考える、一つの良い機会を与えてくれたと思います。