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『ケンブリッジ大学とバイオテクノロジー企業・Diosynvaxが、既知および将来のすべてのSARS-CoV-2変異株に対する免疫を獲得できる可能性を持つワクチンを開発し、動物での試験で有望な結果を得たと発表しました。』とのことです。


 

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株が登場するたびにそれに対応したワクチンが開発されていますが、SARS-CoV-2はそれ以上の速度で変異を続けており、ウイルスの変異とワクチン開発はいたちごっことなっています。

ケンブリッジ大学とバイオテクノロジー企業・Diosynvaxが、既知および将来のすべてのSARS-CoV-2変異株に対する免疫を獲得できる可能性を持つワクチンを開発し、動物での試験で有望な結果を得たと発表しました。

すべてのSARS-CoV-2の変異株の表面にはスパイクタンパク質が存在しており、ウイルスはこれを使って細胞に侵入して感染します。これまで登場しているワクチンの多くはこのスパイクタンパク質を標的にしていますが、スパイクタンパク質はウイルスの突然変異により変化し続けるので、基本的に既存の変異株にしか効果を発揮できません。

研究を主導したケンブリッジ大学獣医学部のジョナサン・ヒーニー教授は、「現行のワクチンは過去に発生した特定の変異株に基づいているため、ワクチンが製造およびテストされ、人々が利用できるようになるころには新たな変異株が発生している可能性があります。私たちは、SARS-CoV-2だけでなく、その親戚すべてを防ぐワクチンを作り出したいと考えました」と話しています。

【Gigazine 配信】

日本での

現在の新型コロナウイルスの主系統は「EG.5.1」と言われています。

このウイルスにつきましては『最近XBB.1.9.2の子孫株であるEG.5(XBB.1.9.2.5)系統の世界的流行に注目が集まっています。実際に流行しているのはEG.5.1で、これはEG.5遺伝子のS領域の52番目のアミノ酸であるグルタミンがヒスチジンに変異した系統です。(S:Q52H)』との記事が公開されています。

結局

ウイルスはどんどん変異を続けており、私達はその都度それを追いかけるように開発されているワクチンを接種していますが、この対応では1歩、あるいは2歩ぐらいの遅れがあり、今猛威を振るっているウイルスに対しての効果は限定的ということになります。

その意味では「全てを防ぐワクチンの接種で一回で済ませたい」と思うのは当然のことで、私達一般人がそう思っているということは、開発に携わっている皆さんの思いも同様であり、ワクチンの開発初期からその課題を視野に入れていることは容易に想像ができます。

今回の記事は

その一つの成果を発表したものと思われますが、「スパイクタンパク質の受容体結合部位(RBD)をベースとした抗原を生成すること」に着目し、それに成功したということですので、今後の開発に大いに期待が持てるような気がします。

新型コロナウイルスの起源につきましては中国の研究所の関与が疑われていますが、この国は独裁国家であるため積極的な起源調査の協力姿勢は見られないどころか、調査されること自体を拒否しているようです。

この

新型コロナウイルスに関する統計として『2023年4月16日時点で、全世界の累積感染者数にあっては763,665,202人、累積死亡者数にあっては6,912,080人です。』という記事が公開されていますが、世界で 691 万人の人が亡くなっていることを思えば、いわゆる「うしろめたい」事実がないのであるなら積極的に調査に協力すべきであることは明白であり、逆に言えば「うしろめたい」事実があることを暗に証明していると言っても過言ではないようです。

独裁国家が

核爆弾を所有していることはご承知のことと思いますが、さらにそれに加えて感染症に関する研究を活発化させているとしたら、今ほど安全保障への脅威が高まっている時代はないと言えるのではないでしょうか。

この状態を打開するためには民主主義国家のみで構成する「真の国際連合」に力を結集し、圧倒的軍事力と科学技術力を結集・蓄積して、独裁者の横暴に備えるしかないと思いますが、いかがでしょうか。

 

参考情報:

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