年間1兆円を超す宝くじの売り上げのうち、当選金は約45%でしかないそうです。 |
『「宝くじ」という名のボッタくりシステム』
⇒まいじつの記事へ ※こちらの記事は削除されました。 |
宝くじの配当を整理してみよう。
年間1兆円を超す宝くじの売り上げのうち、当選金は約45%。55%のテラ銭のうち約40%は発売元である都道府県と政令指定都市の収益金に、約15%がみずほ銀の販売経費となっている。ちなみに毎年360億円余りが、総務省所管の日本宝くじ協会や全国市町村振興協会など少なくとも125の公益法人に、しかも複数年にわたって助成金などの名目で流れている(総務省資料から)。
125法人への天下り常勤役員に対する平均報酬は2,000万円。さらに報酬金額に驚いてはいけない。天下りが5代以上続く法人も17あり、地方の財源確保が目的の売り上げが、天下りの人件費など公益法人の運営に食われている。
チャンスセンターに並ぶ宝くじファンは、賽銭箱を構える天下り役人にせっせと金を投げ入れ、「ハズレたとしても公共事業や公益事業などに役に立つ」との思いもむなしく、政治家はこれら事業からせっせとマージンを抜きまくる。
【まいじつ(週刊実話) 配信】
記事は
『「宝くじ」という名のボッタくりシステム~その1~』~『「宝くじ」という名のボッタくりシステム~その6~』まであります。
夢の宝くじですが、実際には売り出し期間中にそこに並んだすべての列の中の一人くらいにしか当たらないようです。
その意味では、
記事の中でもいっていますが、『宝くじの購入者が億万長者になるのは、まさに“億の細道”。それくらい高額当選の可能性は低い。』ようです。
こんな宝くじですが、皆さんも一度くらいは買ったことがあるのではないでしょうか。中にはジャンボは必ず買う、というような人も少なくないのではないでしょうか。
記事によりますと、
当選金は45%と半額にも満たないということで、逆に参加料ということで見ると、オートレースの30%、競馬・競輪・競艇の25%、パチンコの10~15%、宝くじの55%となり、正に記事にあるようにボッタクリといっても過言ではないようです。
更に毎年360億円余りが、総務省所管の日本宝くじ協会や全国市町村振興協会など少なくとも125の公益法人に、しかも複数年にわたって助成金などの名目で流れているということで、宝くじの購入者は天下りの協力者に仕立てられていると、いえないこともないようです。
何となく
当選確率は低いけれども、地方自治体などの役に立っているのだから良しとしよう、と思っている人も多いと思いますが、まさか天下りの協力者になっているとは思いもしなかったのではないでしょうか。
何事にもからくりがあり、それを知っておくことも大事なことかも知れませんね。