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人間に「老人ホーム」があるように、ペットにも終のすみかがあるそうです。

『増える犬の認知症、猫も夜鳴きや徘徊』

⇒ヤフーニュースの記事へ 
 
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ペットの犬や猫の高齢化が進んでいる。だが、ターミナルケア(終末期医療)に取り組む動物病院はまだ少ない。ペットの“介護”とどう向き合うべきなのか。

人間に「老人ホーム」があるように、ペットにも終のすみかがある。老犬介護情報サービス「老犬ケア」のウェブサイトには、全国30件の老犬ホームが掲載されている。預かり期間は1泊~一生、料金は数千~100万円以上など多岐にわたる。

東京都大田区にある老犬・老猫ホーム「東京ペットホーム」に暮らす16歳の柴犬マリは、認知機能不全(認知症)の“要介護犬”だ。寝たきり状態で、首は反ってしまっている。食事の時間に店長の高橋あゆみさん(45)がマリを胸にかかえる。すると、前脚を宙に向けて動かし、「歩き」始めた。高橋さんが固形のフードを1粒ずつ口元に運ぶと、口をわずかに開けてかみ砕く。その様子からマリの生きようとする意志の強さが見てとれた。

【AERAdot. 配信(ヤフーニュース)】

日本でペットとして飼育される

イヌとネコの平均寿命については、以前『2014年時点で、13.2歳と11.9歳でそれぞれ過去最高だったことが14日、東京農工大と日本小動物獣医師会の大規模調査で分かった(日本経済新聞)』という報道がありました。

ちなみに犬の13歳を人間の年齢に置き換えると、小・中型犬だと68歳、大型犬だと96歳になり、猫の12歳は64歳になるそうです。

近年における

栄養面や医療面の充実は、人間ばかりでなくペットにも当てはまり、結果として長生きするペットが増えるのは当然といえば当然のことですが、そうなると人間同様、介護の必要なペットが現れることも当然ということになります。

長生きの結果、身体能力が低下し、自力で生きられない状態になる訳ですが、自分の意思通りに生きられないことは、大きな苦痛をもたらすことでもあります。

人間やペットが

生きる上での理想は「天寿を全うすること」だと思いますが、その場合は、『食が細くなり、気力が衰え、その結果として、生命機能が維持できなくなり、死を迎える』、ということが終焉の姿になるのではないでしょうか。

その意味では、食が細くなることは自然なことで、介護においては無理に食を強要せず、医療においては食の低下に伴う苦痛を最大限取り除く、ということが、高齢化社会における一つの考え方のような気がします。

病気や事故の場合は、

いわば嵐のような状況下で命と接している訳ですから、その場合は何とか助けようという医療の在り方が、あるべき姿ともいえますが、それとは違った、いわば枯れつつある命に接する場合は、見守りの医療という在り方があってもいいと思います。

言い方が難しいですが、いわゆる「死ぬ自由」ということについて、あるいは別の言い方としては、「生きる苦しみからの解放」ということについて、(特に)介護や医療分野における課題の一つとして、考える時期がきているのではないかと、ふとそんな気がしました。

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