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軽量のロボット「外骨格」を開発したとの研究結果が発表されました。

『ロボット「外骨格」で高齢者の転倒を防止、研究』

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軽量のロボット「外骨格」を開発したとの研究結果が11日、発表された。装着者がバランスを崩したのを検出して、足の運びを修正し、転倒を防止できるという。

高齢者のつまずきを抑止することを目的とした「能動的骨盤装具(APO)」と命名されたこの最新機器は、膝が崩れたり脚の動きが乱れたりし始めるのをリアルタイムで識別できるセンサーと、バランスを回復させるための力を両脚に瞬間的に加える軽量のモーターを備えている。

APOを製作した伊サンターナ大学院大学(Scuola Sant’Anna)とスイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームは、声明で「装着者の動きと持久力を強化するウェアラブル機器は、もはやSFの領域に属するものではない」としている。

世界保健機関(WHO)によると、転倒は、不慮の外傷による世界の死因の第2位に挙げられるという。毎年42万人あまりが転倒が原因で死亡しており、その大半が65歳以上の高齢者だ。

【AFP BB NEWS 配信】

世界中で

推定約1億8千5百万の人が毎日車椅子で生活しているといわれています。

歩行が困難になる原因としては、事故により脊髄を損傷したり、多発性硬化症などの病気により神経機能が損傷したりして、脳から神経へと流れる、本来の指令系統が損なわれる場合が考えられますが、その他にも、加齢による筋肉低下で、足腰が損傷する場合などが考えられ、転倒により寝たきりになることも少なくないようです。

今回の研究結果は、

人の動きを察知し、その動きに同調して、ロボットが力を補足したり、方向を修正したりするものだと思われますが、これによって多くの歩行障害者が、再び自分の脚で再び立つことができれば、こんな素晴らしいことはありません。

この分野での研究は幅広く行われており、ある研究所では、サルの脳活動だけを使って人型ロボットを歩かせることに成功した、という報告もあります。

手足からの微細な動きを感じ取り、

また脳からの信号も理解して、強い補助力を与えてくれるロボット「外骨格」は、障害者(高齢者)の生活を豊かにするだけでなく、いわゆる力を必要とする作業現場においては、作業負荷を軽減させることもできるので、大いに活躍が期待されている技術といえます。

今後はより軽量で、見た目も自然なものへと進化して、より多くの人に気軽に利用される時がくることを、期待したいと思います。

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