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W杯で16強入りした日本代表の次期監督として、前ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン氏(53)の就任が3日、決定的となったそうです。

『日本、16強導いた西野監督退任 後任は前ドイツ代表監督クリンスマン氏決定的』

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W杯で16強入りした日本代表の次期監督として、前ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン氏(53)の就任が3日、決定的となった。日本協会は1次リーグを突破した西野朗監督(63)に続投要請する方向で調整を進めていたが、並行して外国人監督もリストアップ。1勝1分け2敗で、退場者を出した10人のコロンビアにしか勝てなかった結果を疑問視する声があり、風向きが変わった。複数の関係者によると、既に水面下で本格交渉を開始。順調に進めば、20日の技術委員会を経て内定する運びとなる。

22年W杯カタール大会を目指す新生日本の監督として、日本協会がクリンスマン氏に白羽の矢を立てた。関係者によると、西野ジャパンの敗退を受けて、水面下での交渉を本格化。日本側が提示する年俸200万ユーロ(約2億6000万円)で、就任に前向きな姿勢を見せているという。

現役時代に西ドイツ代表のストライカーとして、90年W杯イタリア大会優勝に貢献した英雄。現役引退後は04年にドイツ代表監督に就任し、母国開催だった06年W杯でチームを3位に導いた。ドイツの名門クラブのBミュンヘンでの指揮を経て、11年からは米国代表監督に就任。14年W杯ブラジル大会では16強入りを果たした。

【SponichiAnnex 配信】

選手との

コミュニケーションを考えた場合、日本人監督の方が何かと都合が良いと思いますが、そんな中またまた外国人監督を起用するということで、今回ワールドカップ直前に外国人監督を電撃解任したことを踏まえてみても、大いに疑問の残る決定のような気がします。

日本におけるサッカーもかなり長い歴史が積み重ねられており、選手との密な関係構築という観点からも、今後は日本人指導者が監督になるべきだと思います。

仮に

外国人監督を起用する場合は、少なくとも日本語の熟知した人を起用することを条件の中に加える必要があるのではないでしょうか。

今回のロシアでのワールドカップでは残念ながらベスト8には残れませんでしたが、選手は生き生きと、且つ伸び伸びとプレーしていたような気がします。

これも全て監督とのコミュニケーションが良かったためと思われます。

ベルギー戦

を振り返りますと、結果的に「高さと速さ」に負けたという印象が強く、それはある意味前から分かっていたことでもありました。

初めに2点取って、もしかしたらという希望も生れましたが、最初のヘディングによる失点はある意味しょうがないもの(偶然、絶妙の位置に飛んだだけ、キーパーが2mぐらいあれば手が届いたかも?)と思われますが、後半のセットプレーでは「高さ」に負けて点を失い、最終的には「速さ」に負けてシュートまで許してしまいました。

お互い

布陣しての応対では「高さも速さ」も、それなりに制御可能ですが、とっさの瞬間における「高さと速さ」には制御が不能になるということを、改めて知らされた試合だったと思います。

もし本気でベスト8、あるいはベスト4などを目指したいのなら、190cmを超える高さのあるディフェンダー陣とセンターフォワードを起用し、また互いに本気で走っても走り負けしない選手を3人以上は起用する必要があると思います。

それらの身体能力は

後から獲得できるものではありませんので、予めそのような能力のある人材を獲得して、その人達に改めてサッカーを教えるくらいの気持ちで臨む覚悟が必要になるものと思われます。

その際、必要なのが監督と選手のコミュニケーションであり、そのためにも監督の人選を疎かにすべきではないと思います。

私は個人的には、今後も、今回代表チームを一つにまとめあげた西野監督のままで、「高さと速さ」を更に強化した新しい不動のドリームチームを構築して欲しいと思っています。

もし

西野監督が退任するのであれば、別の場で、西野監督によって「高さと速さ」のある新しい人材が育成され、その人達に今回のワールドカップでの経験が伝授され、一皮むけた代表選手が生れ、活躍する日のくることを望みたいと思います。

西野監督には会ったことはありませんが、そんなことを想像させるような魅力のある人だと思います。

報道では

「1勝1分け2敗で、退場者を出した10人のコロンビアにしか勝てなかった結果を疑問視する声があり、風向きが変わった。」という記述も見られますが、西野監督の就任が4月でありまだ3ヶ月に満たないことを思えば、正に何をか言わんやです。

そのような単なる短期的な結果に拘り、しかもそれを声に出す人達は、とても代表監督選定を任せるに相応しい人達とは言えない人達だと思いますが、いかがでしょうか。

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