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『ウクライナ外務省は10日、ロシアが来週予定している軍事演習により、ウクライナが海上封鎖状態に置かれていると非難した。』とのことです。


 

ウクライナ外務省は10日、ロシアが来週予定している軍事演習により、ウクライナが海上封鎖状態に置かれていると非難した。ドミトロ・クレバ外相によると、ロシア海軍によってアゾフ海は完全に封鎖され、黒海もほとんど航行できない状態になっているという。

ウクライナ南部のアゾフ海および黒海地域では、2014年にロシアがクリミア半島を併合して以来、緊張が高まっている。ロシアは2018年に、ウクライナ海軍の軍艦3隻を拿捕(だほ)した。

ロシアは軍事演習実施に先立ち、沿岸地域にミサイルや銃砲の発射演習があると警告している。

ウクライナ外務省は、「前例を見ない広い範囲で軍事演習が行われるため、アゾフ海・黒海双方での航海が実質的に不可能になっている」と説明した。

【BBC NEWS JAPAN 配信】

今回の

軍事演習については『事前に、ベラルーシは1万3000人の兵士が直接参加すると言っていたが、ロシアは20万人の兵士が参加すると言っていた、と報じられている。』との報道もあるようですが、このように大規模な軍事演習を行う目的は何でしょうか。

一説によりますと『最終的な目的としては旧ソ連邦の再現であり、現実的な目的としてはNATOの拡大防止』ということが言われているとのことで、その意味ではロシアの影響力の拡大を画策したものとも言えるようです。

報道によりますと

ウクライナは海上封鎖状態に置かれているということですが「他国の軍事演習で近隣国の海上通行の自由が損なわれる」ということはとても放置できる事態とは言えないのではないでしょうか。

これはある意味では挑発行為と言ってもおかしくない行動であり、仮に何かのきっかけで武力衝突が起きたらそれを口実に、そこから全面的な侵略行為へと発展する危険性が高く、それ故に米英他欧州各国が警戒を強めていることは多くの報道で伝えられている通りだと思います。

民主主義国であれば

このような無茶な行動は「隣国への影響や演習のための費用などの観点」から国民の批判が高まることが予想されるので、なかなか実施できることではないと思いますが、やはり独裁国家ならではの行動と言えるような気がします。

この軍事演習についてのロシア国民の声がほとんど聞こえてこないようですが、それこそが独裁国家たる所以だと言っても過言ではないと思います。

将来的に

日本海で中国の大規模な軍事演習により海上封鎖状態が起こることも予測できますが、その意味でも独裁国家の行動には最大限の警戒が必要だと思います。

やはり強大になった独裁国家を諌めるには民主主義国家の団結が必要であり、軍事的にも経済的にもそれらの力を結集することが大事だと思います。

その意味では

民主主義国家で構成された新国際連合の設立が急務で、軍事的には今のNATOの加盟国をどんどん増やして新国連軍へと育てることも視野に入れるべきだと思います。

また経済的にも(これこそが最も大事ですが)民主主義国家間での取引に限定すべきで、その為には民主主義国ならではの制限(規約)を明確に掲げる必要があるものと思われます。

そうすることが結果的に独裁国家から民主主義国家への転換を早めることになると思いますが、いかがでしょうか。

 

 

参考情報:

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