グッドスキームはより良い生き方を提案します。

皆さんは年金についてどのような考えをお持ちでしょうか。

生活の基盤は年金にあると言っても過言ではありません。今一生懸命働くのも、将来の安定した老後を過ごすためということができるのではないでしょうか。日本人の貯蓄が他国に比べて多いということが言われていますが、その意味ではそれだけ将来に対する不安が多いということではないでしょうか。

その不安の内容は色々あります。

物価の上昇、国の施策の不定、雇用の不安定、等々。中でも国の施策の不定というのは影響が大きいと思います。

要するに

足りなくなったら国民の負担を増やし、支給を減らすということが何度も行われるということが我々の不安を増大させます。いつそれが行われるか分からないし、実施の内容が変わるということは、いつも自己防衛の必要があることを意味します。

このことは計画性を失わせ、その結果、購買意欲を失わせることになります。たとえ良い商品が出回っても、今のものが使えるなら、壊れるまで我慢することになります。

年金について言えば、

国の財務状況に左右されず、年齢が幾つにになったら、必ずどれだけ支給されるかが決められていることが大切です。人々はそれに合わせて計画して購入を考えるからです。

つまり年金というのは

国の信頼の一つの象徴です。信頼がなければ安心して生活できないと言うことになります。

会社で残業が多いとき、その分で大きな金額のするものの購入を考えることがありますが、これも安心して金銭を使うことができるという言わば信頼があってこその行為と言えます。

「将来の安心のために今努力する」

それが人の、とりわけ資源のない国民の行動傾向です。預金に利息がつかなくなり、リストラという嵐が吹き荒れ、国の財政が破綻に向かっているというのに、「役人による税金の使い方」に対するチェックもまともに行われていません。

国民の国への信頼は極度に低下しています。そんな中での年金の見通しの甘さ、その仕組の脆弱さは、更なる信頼の低下をもたらし、ひたすら金銭の貯蓄へと人々を駆り立てています。

今最も急がれるのは

信頼の回復です。安心して多くの商品を手に入れ、生活を豊かにしようとする精神状態を作り出して欲しいものです。

我々は今できる最良のこととして、ひたすら貯蓄に励んでいます。国は人々に対し、最大の信頼を与えるべく本気の努力をすべきです。毎年予算を使い切ることばかりを考えるようなことでは誰も信頼することは無いでしょう。

なかなか消費者の購買意欲が高まらないのは、

一部の「政治家や官庁務めの公務員」による税金の無駄遣いや、場当たり的な回避策ばかりの政策に対する失望のためと言っても過言ではないでしょう。

今、団塊の世代が退職して、

年金に充てるお金が不足しているとの情報が、さまざまなメディアを通して伝えられています。
しかし団塊の世代が所得税や保険料、年金として収めた金額は膨大な数値になるはずです。

どうしてそれを将来のために残さなかったのかが、不思議でしょうがありません。立派な大学を出た優秀な官僚や政治家の皆さんなら、当然そのへんの計算はできたはずです。 計算できたのに残そうとしなかった、というのなら、それは確信犯的な行為と言わざるを得ないのではないでしょうか。

大丈夫です、将来に不安はありません。

そう言いながら、多くの無駄遣いを重ねてきたための結果だとしたら、哀れな国民はいつ本気でそのことを正す気になるのでしょうか。またどうすれば正せるのでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です