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文氏と鳩山氏の共通点とは?と聞いところ、ある外務省関係者が次のように答えたそうです。
「確かに似てますね。鳩山さんは、直前に話をした人の意見を、自分の意見として、前後の脈絡なく発言してしまう。よくいえば、人の話をよく聞くのですが、悪くいえば、単なる優柔不断。行く先々でその場の人たちにウケる発言をするので、過去の発言との整合性がとれなくなる」と。


 

韓国・文在寅大統領は15日、日本政府による半導体材料の輸出規制強化について、「朝鮮半島の平和に力を尽くす韓国政府に対する重大な挑戦だ」と発言。さらに、「結局は日本経済に大きな被害が及ぶことを警告しておく」と述べた。ここに来て日本に対する批判をますます強める文氏。日韓関係が悪化の一途をたどる中、火に油を注ぐような言動を繰り返す文在寅大統領とは、一体何者なのかーー。

<略>

目先の人気取りのために場当たり的な対応をするポピュリスト……と、ここまで書いてくるとイヤでも思い出す“御仁”がいる。

普天間基地の移設をめぐり、具体的な方策もないままに「最低でも県外」と発言し、日米同盟を毀損した鳩山由紀夫元首相である。

文氏と鳩山氏の共通点とは?

「確かに似てますね」と語るのは、前出の外務省関係者だ。

「鳩山さんは、直前に話をした人の意見を、自分の意見として、前後の脈絡なく発言してしまう。よくいえば、人の話をよく聞くのですが、悪くいえば、単なる優柔不断。行く先々でその場の人たちにウケる発言をするので、過去の発言との整合性がとれなくなる」

韓国人のある政治評論家はこう分析する。

「文氏が、盧武鉉氏と決定的に違うのは、カリスマ性とリーダーシップです。文氏は庶民派弁護士と称していた頃の影響からか、大統領になっても、いろんな意見に耳を傾け全てを取り入れようとする。結果、周りの参謀たちの意見に振り回され、トップダウンでの意思決定ができないのです。北朝鮮への融和路線も、現在の参謀たちの影響を少なからず受けている。その一例が秘書室長ではないか」

側近たちの影響で「対北融和路線」に

秘書室長とは、晩餐会に独島エビを出し、元慰安婦を招待した“仕掛け人”とされる任鍾ソク氏である。

「彼は現在51歳。2回の国会議員経験を持つが、秘書室長としては異例の若さ。学生時代に親北サークルに加わり、学生運動を経験しています」(韓国人ジャーナリスト)

全国大学生代表者協議会の議長として1989年、北との交流が禁じられていた中で、韓国の女子大生を北に派遣し、北の学生らの前で講演させる活動などをしていた。

大学時代に学生運動に傾倒

成績優秀だった文氏は、釜山の高校を卒業後、ソウル大学を受験するも失敗。私立の慶熙大学法学部に進学し、ソウル市内で下宿生活を始めた。この大学生活で、文氏は学生運動に傾倒し、同じ大学の声楽科に通っていた現在の妻・金正淑(ジョンスク)氏と出会う。

1975年と、80年の二度、学生運動により逮捕された文氏は大学を卒業後、1982年から弁護士活動を開始。この年、妻との間に長男をもうけ、翌年には長女が生まれた。

合言葉は「親日清算」

一方で、文政権誕生の背景には、文氏が「親日清算(韓国内の親日派の影響力を排除する)」を合言葉に国民の支持を広げてきた事情がある。

「文氏は大統領選で朴槿恵政権下での慰安婦合意を『再交渉する』ことを公約に掲げましたが、親日勢力とは、朴槿恵氏とその父、朴正熙元大統領らを指します。さらに大統領選前の昨年7月に、竹島に上陸していますが、これも“ポスト朴”を意識しての反日アピールでした」(別の外務省関係者)

【文春オンライン 配信】

文氏についての

いろいろな記述が見られますが、『合言葉は「親日清算」』という部分にはいささか驚かされました。

一国の指導者が「親日派の影響力を排除する」と公言したとすれば、「その国は日本を敵視してはばからない」ということを公に表明したことになります。

戦後

74年たって未だに「日本を敵視する」人がいても、ある意味しょうがありませんが、それが一国の指導者ともなれば大きな問題だと思います。

過去に何があったとしても「不幸な過去」としての一定の償いを経た後は、新しい関係構築に力を注ぐことこそが一国の指導者の役割であり、そのような姿勢があればこそ、国際協調を軸にした平和維持が可能になるものと思われます。

これまでは

文明の発達と共に様々な実力行使が行われ、世界的な戦争(紛争)も何度かありましたが、国際社会はその都度それを克服して、互いを尊重すべく努力を重ねてきていると思います。

いつまでも敵視を続けていくことは、そのような国際社会の意図とは逆行することになり、つまりは一つの不幸な過去のために、現在や将来をも不幸にしかねません。

一方の

敵視は他方の敵視を煽り、意味のない紛争を助長するだけで何も得られるものはないはずです。

互いに良い関係を結ぶためにも、「認めるべきものは認める」という率直な姿勢を忘れないことが大切なのではないでしょうか。

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