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生きた細胞を使って臓器や組織の基となる3次元の構造体を作り出す「バイオ3Dプリンター」で、大阪大の教授らが世界初となる技術を開発したそうです。

『3Dプリンターで体組織造形 大阪大教授ら開発』

https://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201802/0011018854.shtml
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生きた細胞を使って臓器や組織の基となる3次元の構造体を作り出す「バイオ3Dプリンター」で、大阪大の教授らが世界初となる技術を開発した。細胞の入った溶液をインクのように噴出させて瞬時に固め、細胞の機能を維持したまま構造体を作るのが同プリンターの仕組みだが、これまでは軟骨など一部の細胞にしか使えなかった。新技術では、特定の酵素を使うことで応用できる細胞の幅を飛躍的に広げたといい、再生医療の進歩につながりそうだ。

大阪大大学院基礎工学研究科の境慎司教授(42)が、富山大大学院理工学研究部の中村真人教授(59)らと共同で開発した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)から分化させた細胞を生かし、患者の必要に応じてさまざまな構造体を作ることも期待できるという。

家庭などに普及している2次元のインクジェットプリンターは、カートリッジに入った複数のインクを噴出させて紙などに印刷する。境教授によると、インクジェット式のバイオ3Dプリンターは、それぞれのカートリッジに異なる種類の細胞が入っているイメージだ。

【神戸新聞 NEXT 配信】

実際に

皮膚などの細胞でモデルを作って観察したところ、細胞の増殖が確認されたそうです。

ご自分のレントゲンとかMRIの画像を見た人も多いと思いますが、これらの画像は最初は分かったような気がしても、医師の細かい説明を受けながら見ると、却って分からなくなっていくといった経験をした人も少なくないのではないでしょうか。

これらの画像は見慣れた人でなければ、具体的なイメージにつなげるのは難しいものなのかも知れません。

しかし

報道にあるように3Dプリンターで再現できれば、患者にとっても理解し易いものになることは間違いないと思われます。

さらには実際の細胞が生きたままで再現できるということで、これはそれを用いた実験が可能になるということを意味しています。

仮に

がん細胞があるとして、その部分を再現した3次元構造体ができれば、その細胞に薬物を投与して、その効果を調べることも可能になるものと思われます。

何よりもがん細胞の具体的イメージが分かるので、それを摘出する医師にとっては、事前にその場所を頭に入れられるし、また周囲の臓器への影響も事前に把握することができるので、これほど頼もしいものはないのではないでしょうか。

勿論、

最初はほんの小さな部分的なものなのでしょうが、研究や応用が進めば、やがてはある程度の大きさの構造体を再現できるようになると思いますので、その意味では大変大きな第一歩だと思います。

3Dプリンターなどの機械も利用範囲が広がると量産化が可能になり、そうなると生産コストが低下しますので、次第に利用件数も、また応用範囲も広がっていくものと思われます。

今後のこの分野の進展には目が離せないようです。大いに期待したいと思います。

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