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大学発のベンチャー企業メガカリオン(京都市)が、iPS細胞から「血小板」を作製し、血液製剤を量産する製法を確立したと発表したそうです。

『iPSから血小板量産=大学発ベンチャー、来年にも治験-製薬・化学15社協力』

⇒時事ドットコムニュースの記事へ 
 
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大学発のベンチャー企業メガカリオン(京都市)は7日、人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から血液の成分「血小板」を作製し、血液製剤を量産する製法を確立したと発表した。2018年にも臨床試験(治験)を始め、20年の製造販売承認を目指す。

同社には日産化学工業や大塚製薬工場(徳島県鳴門市)、川澄化学工業、シスメックス、シミックホールディングスなど15社が協力している。

血小板の血液製剤は、外科手術など止血が必要な場合に使うが、全て献血に頼っている。ただ、採血後4日間しか使えず、少子高齢化の進展で慢性的な不足状態に陥ると懸念されている。

【時事ドットコムニュース 配信】

何かと期待度の高い

iPS細胞ですが、どんどんその研究成果が発表されているようです。

今回は血液の成分である「血小板」を作製し、血液製剤を量産する製法を確立したそうですが、「血小板」の血液製剤は、これまでは全て献血に頼っており、しかも採血後4日間しか使えずに困っていたとのことですので、これによって飛躍的に手術時の安全が図られるものと思われます。

iPS細胞から作った

目の細胞や脳の細胞、心臓の細胞などを移植する再生医療が注目を集めていますが、研究が進めば、老化によって衰える骨や筋肉、関節などの細胞移植も可能になるでしょうから、このiPS細胞の研究・応用という分野は、いわゆる健康寿命といわれる「元気で生活できる期間」の大幅な更新をもたらす可能性を秘めている分野ともいえます。

本来、心臓や網膜の細胞は増えないため、腫瘍を作ることもないとされていますが、一方iPS細胞によって作製された細胞は増えるため、癌化という危険性が指摘されているところですが、研究が進めばそれらの問題も次々に克服されていくものと思われます。

今、日本は

医療大国への可能性を秘めた国ともいえます。医療分野の裾野は広く、一大産業へと発展する可能性があります。

政府には国家的レベルでの支援体制を敷いて、このiPS分野の成長を促すよう、心からお願いしたいと思います。

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