ソフトバンクグループは9日、米グーグルの持ち株会社アルファベットからロボット開発のベンチャー2社を買収すると発表したそうです。 |
『ソフトバンク、米グーグルからロボVB2社買収』
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ソフトバンクグループは9日、米グーグルの持ち株会社アルファベットからロボット開発のベンチャー2社を買収すると発表した。ソフトバンクはヒト型ロボット「ペッパー」を展開している。ソフトバンクの孫正義社長はスマートロボを今後の重点分野に挙げており、2社の買収で新型ロボの開発を加速させるとみられる。
買収するのは米ボストン・ダイナミクスと、東京大学発ベンチャーのSCHAFT(シャフト)の2社。買収額は明らかにしていない。両社にはトヨタ自動車も関心を示し、昨年にグーグルと買収交渉していたが、ソフトバンクが競り勝った格好だ。
【日本経済新聞 配信】
米ボストン・ダイナミクスが開発した
ロボットの動きを映像で見ることができますが、バランス感覚の凄さには圧倒されます。
どんな不安定な場所でも何とかバランスを保って立ち続けることができますし、また転んだ後で、再び立ち上がることもできます。
一瞬頭に浮かんだ光景は、月や火星などの探査・土石採取に用いることですが、他にも放射能に汚染された場所や、急な山岳地帯での利用も考えられると思います。
このような高度な技術は、
今後さまざまな制御技術に応用可能で、特にバランス感覚の取得と補正に関する技術は、相当高度なノウハウといえると思います。
昔の人類は乗り物として馬や駱駝などを利用してきましたが、その後、自動車へと変わっていきました。しかし自動車には平らな道が必要ですが、このロボットには必要ありませんので、大量生産が可能になれば、山岳地帯などではすぐにでも人の乗り物として利用されるようになるかも知れません。
ソフトバンクが
この技術を何に応用しようとしているかは不明ですが、この技術には多様な可能性が秘められていると思いますので、今後が楽しみです。
昔はコンピューター技術に憧れた若者が多かったと思いますが、これからはロボット工学に憧れる若者が、これまで以上に飛躍的に増えるのではないでしょうか。
この技術にはそれだけのインパクトがあると思います。