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テレンチという人が「人の数だけ意見がある」と言っています。

私達は日々暮らしており、みんな政治や経済、教育などについて様々な感想を抱いていると思います。特に税金や国の安全に関する法案には、大きな興味を抱くと共におかしな決定がなされないようにと願う気持ちも強いものと思います。

国民一人一人が

深い考えを持って国政を見据えることが大事ですが、そのためには積極的に考える姿勢が必要です。その際、重要な要素として挙げられるものが主張と反論です。

どんな側面でも構いませんが、まず感想を持つことが大事です。それが小さな主張となります。次にそれに対して反論を加えます。回りの人からの反論や、あるいは自分で反対の立場を想定しての反論でも構いません。その結果、違いが鮮明化されます。それを繰り返し範囲を広げていくことで分析が深められ、持論が形成されていきます。

真実を事前に知ることは、

なかなか難しいものです。自分の持論が正しいかどうかは、おそらく誰にも分からないでしょう。大げさに言えば、最終的には歴史が証明することになります。

その意味では歴史に従って考えることも重要だと思います。特に戦争については多くの歴史的証明が残されています。「自国の利益のために戦争を起こし、関係国の国民も自国の国民も大勢死んで終焉を迎えた」と総括できる戦争の、様々な史実が残されていますので、それを踏まえて何かを学ぶことができると思います。

できれば結果を見る前に、

正しい持論を持ちたいものですが、そのためには考え方を固定化させないことが大切です。

何事も初めは粗いものしか作れませんが、それにいろいろな要素を加えて繊細なものに変化させていくのが人間の知恵だと思います。その都度自らのいたらない部分は素直に認めつつ、考え方を柔軟に変化させていくことによって、より深い分析が得られるはずです。

一度主張した考え方を変えることを良しとしない人も見かけますが、そのような頑なさは変化への対応の妨げになるだけで、結果的に真実から遠ざかることになると思います。

一番良くないのは、

自分の考えを持たなかったり、考え方を明らかにしないことです。他の主張に便乗するだけでは、分析を深めることができませんし、そのような姿勢は大きな政治的誤りを許す温床になりかねません。

国民一人一人が間違いを恐れずに主張し、反論により修正し、より深い持論を持つことが、本当の民主主義を形成する基盤となるのだと思います。「へんに主張すると馬鹿にされるのではないか」ということで何も主張しない人もいると思いますが、人は全てにおいて専門家ではありません。当然専門分野以外では素人なのですから恐れずに開き直って主張すればよいと思います。

主張することが自分の持論を深めるきっかけになりますし、専門家がそれを聞いて別の発想をもつこともあります。そうやって全体の考えが深まっていくことが大事なことなのではないでしょうか。

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