『オーガスタ大学ジョージア医学部の最新研究により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性が判明した後に、1日2回生理食塩水で鼻うがいをすれば、高リスク患者における重症化による入院や死亡の可能性を下げられることが明らかになった。』との報道がありました。 |
オーガスタ大学ジョージア医学部の最新研究により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性が判明した後に、1日2回生理食塩水で鼻うがいをすれば、高リスク患者における重症化による入院や死亡の可能性を下げられることが明らかになった。
この研究で鼻うがいをおこなった参加者は、全米の患者で見た割合に比べて、入院する割合が8分の1未満にとどまった。米疾病予防管理センター(CDC)の全国統計データによれば、通常患者の入院率は9.47%だったが、陽性判明後に鼻うがいをした研究参加者のうち、入院した人はわずか1.3%だったのだ。
鼻腔の洗浄は簡単で、ターゲットやウォルマートなどのスーパーマーケットや薬局で売られている鼻洗浄用ボトルやネティポット(インド伝統医療の鼻洗浄ボトル)、バルブの付いたシリンジ(バルブの圧縮解放で洗浄液を排出する注射筒)を使えば、誰でも自宅で実施できる。多くの人は、アレルギーや風邪、鼻炎の際の鼻洗浄に、そうした道具をよく使っている。
【Forbes JAPAN 配信】
この
「鼻うがい」の効果につきましては以前にも本ブログで取り上げたことがありました。
下記↓が当該記事になります。
日本にも
「ハナノア」という鼻うがいの機器・液体が売られていますが「鼻うがい(必ずしもハナノアということではありません)をするようになってからは風邪をひいたことがない」という人もいらっしゃいます。
私も10年程前から風邪の初期症状がみられる時には必ず「鼻うがい」をしておりますが、それからは鼻詰まりなどもすぐに収まり極端にひどい症状にになったことはありません。
このたびの
新型コロナウイルスに対しても使うようにしていますが(ワクチン接種などの影響が大きいとは思いますが)今のところ感染までには至っていません。
最近では花粉症の方の利用も増えてきているようです。
新型コロナウイルスの
感染対策には以前からデータ(具体的な感染時の状況など)が大変重要だと思っておりましたが、この「鼻うがい」もその重要なデータの一つだと思っておりました。
今回の報道でその思いも一層強まった感がありますが、たとえ必ずしも正しいデータであることが認定されていなくても、効果があるのではというデータを公表することは真実に辿り着く上でも必要不可欠なことだと思っております。
特に不明なことが多いときほど「いろいろなデータが発表されるべき」であり、また利用者は「それを注意深く慎重に試すべき」であると思っておりますが、いかがでしょうか。