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『英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は28日、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、英国の医薬品・医療製品規制庁が数日中に緊急承認する見通しだと伝えた。』とのことです。


 

英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は28日、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、英国の医薬品・医療製品規制庁が数日中に緊急承認する見通しだと伝えた。政府当局者の話として報じた。12月7日に接種が開始される可能性があるという。先進国で新型コロナワクチンが承認される初のケースとなりそうだ。

このワクチンは4万人以上が参加した最終段階の臨床試験(治験)で、95%の有効性が示された。ファイザーは先に、米食品医薬品局(FDA)に承認を申請すると同時に、英国や欧州、カナダ、日本、オーストラリアの規制当局にも治験データを提供していた。

【時事ドットコムニュース 配信】

ようやく

待望のワクチンが使えるとのことで「警戒は続けつつもこれで安心の日々を送れる」といった心境の人も多いものと思われます。

今回は緊急承認ということでまだまだ何が起こるか分からないという側面もありますが、ひとまず峠を越えられるのではという安堵感があるのも事実で、ワクチンの完成を素直に喜びたいと思います。

今回の

新型コロナウイルスの問題は政策についての多くの不備を露呈させる結果となりましたが、今後はこの教訓を忘れずに万全の対応を行うよう期待したいと思います。

今後の課題としては「なぜ検査体制の常態化が実現できなかったのか」、「なぜ医療機関のひっ迫が現実化しつつあったのか」、「なぜ日本でのワクチンの開発が遅かったのか」などが挙げられると思いますが、今後の万全の対応策のためにも、これらについて少し考えてみたいと思います。

最初に

「なぜ検査体制の常態化が実現できなかったのか」という点についてですが、これには感染症の分類という側面が大きく影響しているとのことです。

今回の新型コロナウイルスについては、当初は 1 「指定感染症」の危険度が5段階で2番目に高い「2類相当」として扱われており、その場合は症状がある人については入院勧告するようなことも定められていることから、大量の検査による大量の入院患者という結果を考えると二の足を踏まざるを得なかったという側面があったようです。

つまり

法律改正という問題があり、また検査体制もそれに基づいて整備されていたことにより施設も人員も急な変更ができなかったということで、結果的には想定外の事態による準備不足ということが言えるようです。

今後は総理大臣の権限により緊急措置を可能にする法律を作るなど、(条件付きで)臨時の法改正を可能にする仕組みを作ると共に、代替可能な施設を整備し、また予備役としての医療従事者の確保を図る必要があるものと思われます。

次に

「なぜ医療機関のひっ迫が現実化しつつあったのか」という点についてですが、これには感染症に対する司令塔としての組織を予め起ち上げておき、ここが常に感染症を監視し、感染の可能性が生じた時の段取りを決めておくことが必要であり、またその時のために感染症病院として転用可能な病院の建設を補助し、さらには医療機器の備蓄や国内製造の推進を図り、緊急時には感染治療を行える医師(各専門科以外に感染症対応を選択させるなど)を増やす必要があると思います。

特に感染症治療をしている病院が赤字になるといった仕組みになっているとすればこれは大きな不備であり、緊急時の資金提供などを可能にすることで対応できるようにしておくべきだと思います。

最後に

「なぜ日本でのワクチンの開発が遅かったのか」という点についてですが、これにはやはり日頃の大学における感染症研究を強化することが第一で、次には大学と企業による協力体制へと発展させていくことだと思います。

当ブログでも記事を掲載していますが「医療立国としての日本」という姿も極めて魅力のあるビジョンだと思います。

ワクチンができて感染症が下火になると、多くの問題点も先送りされがちですが、今回はそのようなことのないよう国民一人ひとりが政府の施策を注視し続けることが大事だと思います。

 

参考情報:

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