知人(H.O)さんからメールがきました。 メールの内容を以下にそのまま掲載します。
詩集「言葉の河」- 詩「月駅」の読後感想です。
詩を読んだ後の、心に残った光景です。
『閑散とした月の駅のベンチで独語している。長い間、誰も迎えに来る者はいない。自分の名前を呼ばれることもなく、時折、昔の繁忙期の頃を振り返ってみるが、ただ虚しいだけ。ついつい「昔のことだ」というつぶやきが、口をついて出てくる。』
このような光景や、振る舞い、思いが、私の心に残りました。
喪失感と無力感、
諦めつつも一抹の望みを託す思いなどが伝わってきました。
長い年月を経ると、時の流れに流されてきた自分に気付き、半ば諦めつつも、やり直せるものならやり直したいと思うもので、その意味では、老後の生き方を問われているような気がしました。
人は、
歳を経るにつれて、次第にできることが少なくなってきますが、昔の頃に囚われずに、その時々での自分の世界を作って、そこに情熱を燃やすことが大切なのかも知れません。
「昔のことだ」といわずに、「~が楽しみだ」といえる老後を迎えたいと思いました。(H.O)
以上が知人(H.O)さんからメールでした。またメールがあり次第掲載させていただきます。