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政治関連で新党名の報道がありました。

【<民主と維新>合流後の新党名は「民進党」】
民主党と維新の党は14日午後、新党協議会を国会内で開き、合流後の新党名を「民進党」とすることを決めた。(毎日新聞 配信)

2009年に民主党が政権をとって、いろいろなことが劇的に変わるかと思いきや、見た目はほとんど変わらず、最後には消費税増税に賛成したことで国民は大いに失望しました。「やると思わせてやらなかった」という印象を持っている国民からすると、それは大きな裏切り行為と映り、その結果、自民党よりも大きな嫌悪感につながりました。その後遺症は依然として払拭されず、そんな中での新党結成となりましたが、選挙民はこれをどう考えれば良いのでしょうか。

今日本にはさまざまな問題が山積しています。

米軍の基地問題、安全保障問題、原子力発電問題、少子化問題、高齢化社会問題、財政赤字問題、経済不振問題、まさに問題の山です。テレビの討論番組を見ると「これから調査したいと思います」「大いに議論する必要があると思います」「現在検討中で数年で方向性が見えてくると思います」などのオンパレードで、何も決められない様相を映し出すだけになっています。

要するに「政治家としての決断と責任の欠如」が、全ての混乱の理由だと思います。次々と決断し、実行に移し、結果が良くなければ責任をとってやめるという本来の政治家がいなくなったということに尽きるのではないでしょうか。

今回の新党でも

「政治家の決断」が何も見えてきません。私達に必要なのは「これをやる」「これはやらない」を明確に訴える政治家です。難しい問題でも、堂々と正面から取り組む姿勢にこそ信頼感が湧くものです。

現政権のようにダラダラ先送りを続けることにNOと言いたい人はたくさんいるはずです。それらの人の受け皿にならなければ、結局は「今と変わらないではないか」という評価となり、政権をとるなど遠い夢物語になるだけです。

何故「民主」より「民進」が良いのか

の主張がさっぱり見えてきません。たとえば「国民を主として考える政党から、国民と共に進む積極的な政党を目指す」というようなメッセージを伝えるべきです。

政策的にもあれもこれもはいいので、たとえば「ODAは3年間凍結してその分を少子化問題に充てる」というような決断をし、それをメッセージとして伝えるべきだと思います。

国民とともに進む政党なら、それくらいの強い意志を示して当然ではないでしょうか。

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