その人に合った、一番ふさわしい道
私達はともすると同じ道を歩こうとする気持ちが強いのではないでしょうか。
何かの問題に直面した時に、いわゆる常識というものに従って行動する事が多いのも、その表れと言えます。
常識というものは
確かに一般的な対応という意味では適切と思われる点が多いかも知れませんが、しかし自ら考えることをやめて既存の対応に任せることは必ずしも適切とは言えないと思います。
問題というものは
本来それぞれに違った側面があるもので、常識がその対応としてふさわしくない場合もあります。
状況に応じて一番ふさわしい対応をとることは面倒なことではありますが、その姿勢こそが大切であり、また最良の結果をもたらすものだと思います。
次のような偉人の言葉が残されています。
坂本竜馬
人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。
アインシュタイン
常識とは、18歳までに蓄えられた偏見の集大成である。
人間は一人一人
異なった感じ方、考え方をします。それが現実の人の世とも言えます。それ故に当然、選択肢もさまざまに分かれてくるもので、そのたくさんの選ぶべき道から、その時々にその人に合った、一番ふさわしい道を進むことが、最良の選択なのではないでしょうか。
たとえ皆が行こうとしない道であっても、
自分が「良し」と思える道なら、思い切って行くことだと思います。常識がその問題への正しい対応策という保証はないのですから。そしてもし間違っていたと分かったなら、その時は引き返せば良いのです。
回り道になるかも知れませんが、そのかわり多くの成果を手にするに違いありません。失敗が多くのことを教えてくれるに違いありません。