ビタミンの役割
ビタミンはよく知られている栄養素ですが、どんな役割を果たしているのかご存知でしょうか。
一般的には、補助的役割を果たすと言われていますが、体内の代謝に重要な働きをしている化合物と定義されているようです。
そして代謝とは。
ウィキペディアでは、「生命の維持のために有機体が行う、外界から取り入れた無機物や有機化合物を素材として行う一連の合成や化学反応のことであり、新陳代謝の略称である」と記されています。
要するに、他の栄養素と合成、反応することで、細胞を活性化させる物質ということになります。栄養吸収の促進に寄与し、細胞を元気にして、免疫力を強化する、ということでしょうか。
このビタミンは、体内で生成できない化合物のため、野菜や果物などの食べ物や、食品などで外から補給する必要があるとのことです。
現時点では、
ビタミンＡなど、１３種類のビタミンが確認されており、大きく脂溶性と水溶性に分類されています。また、これまでビタミンとされていたのもが、後にビタミンの定義からはずれたビタミン様物質と呼ばれているものもあります。
これらの栄養素は、互いに密接に関わって、役割や効果を補完しあっているため、ひとつのビタミンを単体で摂取するよりも、相性のよいもの同士を複数、同時に摂取する方が、格段に効果が上がるという指摘も見られます。
たとえばビタミンＢ郡は脂肪や炭水化物、タンパク質の代謝に寄与し、ビタミンＣはコラーゲンの生成、ビタミンＥは活性酸素の除去、などのさまざまな役割を果たしています。
昔から大切な栄養素と指摘されているビタミンですが、今後はその種類ごとにもっと詳しく見ていきたいと思いますので、どうぞご期待ください。