炭水化物ゼロ運動

今日は炭水化物についてお伝えします。

こんにちでは、炭水化物(糖質)についての評価が分かれています。従来は糖質もバランスよく摂取するのが良いとされてきましたが、最近むしろ摂取を避ける方が健康には良いという考え方が示されています。

通常は糖質320gを摂取していますが20gとすべきとの考え方があるようです。

糖質は制限しますが、タンパク質や脂質はいくらとってもOKということです。これで善玉コレステロールは増え、悪玉コレステロールは減り、また中性脂肪も減るとのことでした。

この考え方の根拠として人間の歴史というものがあるようです。いわゆる炭水化物を摂取するようになったのは、長い人間の歴史からみるとほんの最近だということです。

製粉技術など食品加工の発達ともに炭水化物の摂取が増えてきたもので、それまでは加工品ではなく自然界の野菜や果物、肉、魚がそのまま食べられてきました。それは「人間の体の対応が大量の炭水化物の消費に適応していない」ということに行き着くようです。

炭水化物摂取をゼロにすると

「糖質が不足するのでは」と思いますが、その点は肝臓でタンパク質(アミノ酸)から糖を生成できるので問題ないと言うことです。確かに肉食動物はタンパク質と脂肪だけで生きているようなものなので納得できる見解です。更にアメリカでの調査結果では「肥満の原因は脂質の摂り過ぎ」は間違いというものもあります。

実際に炭水化物を制限した生活となると「何を食べればいいの」という疑問が湧いてきます。

たとえば「キャベツの千切り」を主食とする方法があります。これにドレッシングを数種類かけて主食にすると飽きずに食べることができそうです。おかずは肉でも魚でも良いので従来通りです。「キャベツの千切り」は食物繊維の取得という点からも、ビタミンC(抗酸化作用あり)の取得という点からも体に良さそうな気がします。

この炭水化物(糖質)制限を半年続けてきて、

体重が3kg程落ちた人もいるそうです。元々夕食には糖質制限を続けていた人で、今回は朝・昼の糖質制限を追加した状態ですが、劇的な効果とは言えないにしろ、それなりの効果はみられたようです。血圧もかなり低下してきたとの感想もありました。

このテーマについては、今後も継続して報告させていただくつもりですので、お楽しみに。

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