抗酸化作用とは

今日は「抗酸化作用」という言葉についてお伝えします。皆さんも、きっと一度ならず、耳にしたことがあるのではないでしょうか。

実は老化防止には抗酸化作用が重要な役割を果たしているとのことなので、少しその点についてまとめてみたいと思います。

まず活性酸素というものがありますが、

これは呼吸によって空気中から取り入れた酸素が変身してできるものとされています。

変身とは「電子が何らかの原因で抜け落ちる」、「酸素原子に水素原子がくっつく」、などの細胞の変化を意味します。

その結果細胞が不安定になり、

他の細胞の分子から電子を奪い取るなどの作用が起きるという訳です。これがいわゆる「酸化させる」と表現される身体に悪い行為とされています。

酸化するとどうなるかというと、

細胞の正常な働きを失わせることになるので、老化や大変な病気の引き金になります。

  • コレステロールを酸化させると動脈硬化になる
  • DNAが酸化するとがん化する
  • インスリンを作る細胞が酸化するとインスリンが減り糖尿病になる
  • 皮膚細胞が酸化するとシミやシワができる
  • 目の水晶が酸化すると白内障になる

そこで登場するのが抗酸化作用ですが、

この抗酸化作用とは活性酸素の攻撃から防御する仕組のことです。つまり体内の活性酸素を除去することですが、これによって細胞への攻撃を防ぐことができ、また発がん性物質の活性化も抑制できると言われています。

その結果老化の進行が抑えられ、様々な病気の予防にも役立つので、私達にとっては頼もしい味方と言えます

抗酸化作用の代表的なものとしては、

ポリフェノール類の物質が知られていますが、ゴマのリグナンや大豆のイソフラボンにもその働きがあることが分かっています。その他にもビタミン類(ビタミンC、ビタミンE)が有名です。

これからはこれらの5つ(ポリフェノール、リグナン、イソフラボン、ビタミンC、ビタミンE)について詳しく見ていきたいと思っています。お楽しみにしてください。

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