野菜から食べましょう
中年になってくると肥満化し、高コレステロールや高中性脂肪、高血糖値、高脂血症などが心配になってきますね。
それらを抑制するには一般的にはカロリー制限が言われていますが、野菜から食べることも提案されています。特にキャベツなどはGI値も低く、効果的と言われています。
先に野菜から食べる効果
野菜から食べることでどういう効果があるのでしょうか。
- よく噛むことで消化を助け、食べる勢いを抑えてくれる(満腹中枢が刺激される)。
- 血糖値の急上昇を防いでくれるのでインスリンの出を抑制し脂肪蓄積を抑える。
インスリンが出すぎると血糖値を急に下げ、空腹感が出る。 - 食物繊維が腸の中で糖分や脂肪分の吸収を抑え、包み込んで排出してくれる。
このような効果が指摘されています。
タンパク質の制限も必要でしょうか。
カロリーを制限するあまり、タンパク質の摂取量も減らすと、筋肉量が減って基礎代謝が落ちます。そうするとかえって太りやすい体になってしまいます。
これが良く言われるリバウンドの大きな原因の一つと言われていますので、注意が必要です。
タンパク質か糖質(炭水化物)か。
- タンパク質は直接、脂肪には変わりませんが、グルコース(炭水化物)に変わります。
そして炭水化物はやがて、余れば脂肪として蓄積されます。 - ただ、タンパク質は熱生産が脂質や糖質と比べて少し高いので、同じカロリーの範囲内ならタンパク質の割合が少し高いほうが、余るカロリーは少なく、太りにくいと言われています。
その意味では、糖質や脂質を制限して、タンパク質を通常通り摂取することが、望ましい方向と言うことができそうです。
いずれにしても何かを制限するということは、身体にとって大きな負担(変化)をもたらすことになりかねませんので、まずは「野菜を先に食べる」ことでの効果を試してみてはいかがでしょうか。