知人の北海道滞在記(7)
知人(H.O)さんから新しいメールがきました。
メールの内容を以下にそのまま掲載します。
2016-12-06北海道7日目は、
中学校時代の級友Mさんに小樽へ連れて行っていただく予定になっていましたが、この日が強い吹雪になるとの予報が前の日から出ており、どうするかは「当日の判断で」、ということになっていました。
当日の状況はあまり思わしくなく、万が一不測の事態が起こらないとも限らないので、最終的に小樽行きはやめて、札幌の街で会うことにしました。
12:00頃に
市電の「すすきの」停留所近くで待ち合わせ、どこかで「札幌名物のラーメン」でも食べましょう、ということで店に行きました。実は宿泊先の1Fにコーヒーショップがあり、そのこマスターから「すみれ」というラーメン店を教えてもらっていたので、その店を訪ねましたが平日は17:00からということで、そこは断念して他の店に行くことになりました。
街は久々の大吹雪の様相で、歩くのも大変でしたが、北海道の冬らしい感触を味わうことも、昔の記憶を呼び起こすきっかけになり、それなりに良い思い出となりました。
食事の後は、
地下街のコーヒーショップでしばらく話をしました。Mさんから、なつかしい昔の写真をいろいろ見せていただき、たくさんの中学校時代の級友を偲ぶことができました。
実は連日の痛飲ということもあって、昨日時点では「今日の夜は食事だけにしよう」とも思っていましたが、コーヒーショップを出る頃には、再びアルコールの虫が騒ぎ出し、Mさんに無理を言って、「サッポロビール園でのジンギスカン」に、お付き合いいただくことになりました。
予約をしておいた方が無難
ということで17:30の予約をとり、それまでかなり時間があるので、ビリヤードをして時間をつぶすことにしました。Mさんは若い時にビリヤードに凝っていた時期があり、私も20代のころ同じ会社の仲間と少し遊んだことがあったので、急に思い立っての選択でした。
ゲームはナインボールで行い、結果は予想通りMさんの圧勝でしたが、私にはなかなか落ちてくれなかった9番ボールが、ようやく落ちてくれて、最後に一回だけ勝利を収めることができました。休み休みでしたが、いい運動になりました。
17:00頃に
ビリヤード場を出て、雪の積もっている中をタクシーでビール園に向かいました。実は私が北海道にいた頃は、まだ飲酒の習慣はなく、このビール園にも来たことがなかったので、一度来たいと思っていました。
久々のジンギスカンと生ビールを堪能しながら、中学時代の話に当時を偲び、これまでにないゆったりとしたひと時を過ごすことができました。
Mさんは、以前から先祖の家系を調べており、その調べた家系図を見せていただきましたが、はるか昔から遡った本格的なもので、大変驚きました。
19:00すぎに
ビール園を後にして、タクシーで帰途に着きました。「また会いましょう、お元気で。」という言葉と共に、Mさんとの楽しい一日が終わりましたが、北海道滞在、最後の夜にふさわしい一日になりました。
Mさんには雪の中を、あちこち振り回した格好になりましたことを、大変申し訳なく、また大変ありがたく思っています。これまで楽しい日々が続いただけに、やはり滞在最後の夜は、漠然とした物悲しさが漂う夜でもありました。(H.O)
以上が知人(H.O)さんからメールでした。またメールがあり次第掲載させていただきます。
この画像は「サッポロビール園」の内観画像とのことです。