知人の北海道滞在記(2)

知人(H.O)さんから新しいメールがきました。
メールの内容を以下にそのまま掲載します。

2016-12-01北海道2日目の昼は

親戚の叔母の所に行きました。叔母は母の兄の奥さんで、90歳を過ぎています。母とは昔から気が合い、私は叔母の子供達とも仲がよかったので、小さい頃はよく家に遊びに行ったものでした。

叔母は現在実の姉と2人で暮らしていますが、その姉が大病を患ってからは「私はオバーチャン(姉のこと)より先には逝けないの」と言って、何かにつけて気を配っている様子が大変そうに見えました。

その日はいろいろなゲームをして

過ごしましたが、母の写真を見せ、叔母とお姉さんの写真を撮って別れました。「お元気でね」と言って家を出ましたが、その言葉は、私の中では強い願いとも言えるものでした。

叔母には9年前にも会っていますが、当時から比べるとかなり老いが深まった印象を受けました。歳を重ねることは、やはり楽しみよりは苦しみの方が強く、体や精神面での不安は年々積み重なり、「この世は修行の場」ということばが、何度も頭の中を去来しました。

叔母との対面を終えて、

夜はなんと中学校時代の級友との会食が待っていました。Mさんに場所を設定していただき私の他に3人の級友と会うことになっていました。

Mさんとは30代のころ東京で1度会っていますのでそれでも30年以上の空白があり、他の2名とはなんと卒業以来50年ぶりの再会となります。

17:50頃、札幌駅の近くで待ち合わせをしていましたが、MさんとTさんが先に来ていました。椅子に座って話していた2人を通り過ぎようとした時、3人して「あっ」というような感じの再会となり、その場で長い立ち話になりました。

3人での会食が始まり、

少し経ってからHさんが合流しました。4人ともに、50年の空白などものともせず、当時の思い出話が堰を切るように口をついて出てきました。

「一人が話すとその話から別のことを思い出す」ということの連鎖の威力が凄まじく、2時間という予約時間はあっという間に過ぎ、21:30になってようやく腰を上げました。

私は話すと食べるのが遅くなる方で、次々と出て来る料理に必死に追いつきながら、且つ話しながらの会食となりましたが、大変楽しい時間を過ごすことができました。

中学校時代というのは

小学校からのつながりの延長でもあり、また大人への入り口でもあることから、純粋で多感という印象がありますが、「みんなあの時のまま」と言えば言えるような再会で、50年という年月の隔たりを感じることは全くなく、本当に楽しいひと時になりました。是非またいつか会える日がくることを願っています。

まだまだ話し足りない思い出を余韻のように胸に残しながら22:15頃宿泊先に戻りました。(H.O)

 
 
以上が知人(H.O)さんからメールでした。またメールがあり次第掲載させていただきます。

この画像は札幌の街のスナップだそうです。

 

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