海苔の葉酸が大腸がん予防に効果あり

テレビでも紹介されていましたが、海苔に含まれる葉酸が大腸がんの予防に効果があるそうです。

葉酸は

ビタミンB群に属する水溶性のビタミンで、造血作用や細胞の再生を促す効果があると言われています。造血作用としては赤血球を作る働きに関わりがあり、不足すると悪性の貧血を引き起こすことが知られています。細胞の再生ではDNAを含む核酸の合成に関わりがあり、胎児の脳や脊髄の正常な成長を助けることが知られています。

さらに粘膜や免疫細胞を作る

タンパク質の合成を促進する働きがあり、不足すると免疫機能に影響を及ぼすことがあるとの指摘もみられます。

遺伝子を構成するDNA配列に障害が生じることで細胞ががん化すると言われていますが、DNAを正常に保つ働きはそれを防ぐことになり、また免疫細胞の活性化という働きと併せて考えると、がん予防に効果があることは容易に理解できるところです。

葉酸を含む食品は

いろいろありますが100g当たりの含有量は、鶏レバーが1,300μgであるのに対して海苔は1,900μgと大変多いことが分かります。

海苔はそれだけで食べてもさまざまな食品と併せて食べても良いという、手軽に摂取できて飽きない食品でもありますので、是非積極的に食べてはいかがでしょうか。

一日2枚程度で十分効果が表れると言われていますので、続けてみる価値は大いにあると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です