キシリトールガムとリカルデントガム

皆さんは歯のトラブルに見舞われたことはありませんか。

虫歯の抑制に効果的な食品と言えば、キシリトールガムが有名ですが、他にリカルデントガムというものもあります。この二つのガムにはどのような違いがあり、またどちらがより効果的なのでしょうか。

キシリトールガム

このガムで強調されていることは

  • 虫歯菌に酸を作らせない
  • それにより虫歯菌の増殖も抑える

という点にあります。つまり虫歯菌の働く場を奪うという効果が挙げられています。

リカルデントガム

このガムで強調されていることは

  • カルシウムなどが取り込まれ易い(再石灰化を促進)
  • それにより脱灰(酸によりエナメル質が溶かされる)を防ぐ

という点にあります。つまり歯を強くする効果が挙げられています。さらにこのガムには甘味料としてキシリトールも含まれているので両方の効果が期待できるとも言われています。

虫歯菌の働く場を奪い、さらに歯を丈夫にすることが理想的と言えますが、「両方使うのは面倒」と思われる方は状況に合わせた使い方をしてみたら良いと思います。

比較的虫歯になりやすい人は虫歯菌の働く場を奪うべくキシリトールガムを使用し、比較的虫歯になりにくい人は歯を丈夫にするリカルデントガムを使用する、というのはいかがでしょうか。

いずれにしても

共に噛むということで、唾液を分泌しやすくし、それが歯の再石灰化を促進することは多くの認められるところですし、さらに噛むことは歯茎の血液の循環を良くし、また脳の血流量にも良い影響があるとも言われています。

「虫歯予防」という効果を保証するには無理があるとしても、虫歯菌の働きを抑えながら、歯の健康に役立つのに効果的な食品であることは共に証明されているものですから、健康を維持するための一つの習慣と考えて、どちらか一方でも活用してみる価値は大いにあるのではないでしょうか。

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