河野氏、最多得票を記録 21万

『衆院選神奈川15区で自民党の河野太郎前ワクチン担当相が21万515票を獲得し、現行の小選挙区比例代表並立制が平成8年に初めて実施されて以降、最多得票となった。』そうです。


 

衆院選神奈川15区で自民党の河野太郎前ワクチン担当相が21万515票を獲得し、現行の小選挙区比例代表並立制が平成8年に初めて実施されて以降、最多得票となった。これまでは21年の政権交代選挙で当時民主党代表だった鳩山由紀夫元首相が北海道9区で獲得した20万1461票が最多記録だった。

河野氏は24年衆院選でも19万2604票を獲得し、従来の記録で4位だった。今回の選挙は約50選挙区の応援に入り、地元に戻ったのは、公示日と選挙戦最終日の2日のみ。周辺は「SNSの活用が奏功した」と語った。

【産経新聞 配信】

今回の

衆院議員選挙の予測ではその多くが「自民“単独過半数”は微妙な情勢」、「野党は立憲民主党(中略)日本共産党が議席を増やす」というような内容だったと思いますが、結果的には自民は15議席減で立民も13議席減ということになりました。

自民党は261議席となり過半数の233議席を超え単独で絶対安定多数を確保することができ、また立民は議席数を減らしましたので予測とはだいぶ異なる結果となり、つまりは「結果的に予測は大きく(?)外れた」ということになるようです。

今回の

選挙を見ても(?)いわゆる日本人が求めるリーダー像というものが如実にその結果に現れたような気がします。

つまり河野さんのような「既存のしがらみを断ち切ってでも行う」という姿勢を持った人に大きな期待を寄せる傾向が強いような気がします。

だいぶ前の

小泉さんもそうですし、鳩山さんもそうだったと思います。

小泉さんは郵政民営化ということに的を絞り、それに自民党が反対するなら「自民党をぶっ壊す」とまで言い切りましたし、鳩山さんは「友愛」ということを前面に押し出して「今までとは全く違った価値観で政治を行う」ということを声高らかに宣言しました。

小泉さんの

「郵政民営化」では主に「公的部門に流れていた資金を民間部門に流し、国民の貯蓄を経済の活性化につなげることが可能になる。」ということで何となく経済が活性化するかもという希望を抱かせましたし、また鳩山さんの「友愛」という理念では「格差社会の改善」という希望を抱かせました。

多くの日本国民はこれまでの長い自民党政治を見てきてそこに「官僚的手法」というものを感じ取り、それに対してはある種の安心感を抱くと同時に、根源的な改善が期待できないもどかしさを抱いているような気がします。

だからこそ

「しがらみを断ち切る」ほどの強い意志を見せつけられると特に根源的な改善への期待が大きく膨らみ、「日本は本当に変わるかも知れない」と思い込んで票を託すのではないでしょうか。

希望の党の時もいわゆる「強力な自民党政治で牛耳られていた(?)都議会を都民に取り戻す」という断固たる姿勢が見られましたし、それが国政へと波及するような勢いもありました。

このように

見てみると私は日本を変える人(政党)は自民党の中から生まれると思っています。

つまり「安定した政治」への思いを託しつつ「断固とした変革」を成し遂げることを期待するとすれば、それが一番自然な選択だからです。

仮に

野党が政権を担うとすれば「従来のようなある種の安定した(?)政治を行えてしかも断固とした改善が実現できる」ということを、それを信じるに足る言動により国民に訴える必要があると思います。

その意味では直ちに「影の内閣」を構成して様々な国家的な事案について「自分達ならこういう施策を行う」ということを多くの国民に知らしめなければなりません。

経済だけでなく

外交にしても安全保障にしてもです。

それが国民に浸透して初めて多くの国民の信任の票が得られるような気がしますが、いかがでしょうか。

 

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