国民民主党と自由党”合流”で一致

国民民主党の玉木代表と自由党の小沢代表は22日、都内のホテルで会談し、両党を合流させる方針で一致したそうです。


 

国民民主党の玉木代表と自由党の小沢代表は22日、都内のホテルで会談し、両党を合流させる方針で一致した。

玉木氏は、合流が実現した場合、小沢氏を幹事長などのポストに起用することも検討して おり、夏の参議院選挙に向けて手腕を発揮してもらいたい考え。

玉木氏は今週中に両院議員総会を開き、了承を得たい考えだが、自由党の掲げる「原発ゼロ」には反対意見も根強く、党内をまとめられるかが焦点。

【日テレNEWS24 配信】

今の日本の政治は

大企業のための政策を推進する自民党によって行われており、いわゆる野党は自民党の不備を咎めるだけで、自らの政策を実現できない政党になっています。

本来なら中小企業、零細企業のための政策を推進すべき野党ではありますが、一時期の民主党政権の時を除けばほとんど実現できないままこんにちに至っています。

その理由は、

いわゆる正論を振りかざして一歩も譲らない頑なさにあります。

特に安全保障面での主張は「軍隊は必要ない、自衛隊は認めない」、「米国は米国、日本は日本」といったもので、およそ現実的なものとは言えないものとなっています。

世の中はどんどん変化し、とりわけ中国の経済的発展と軍事力の強化は、その覇権主義的手法という観点からしても、極めて脅威となっているにも関わらず、何ら責任ある政策を掲げられていないように思えます。

それもつまりは「理想論から抜け出せない、正義の味方でいたい」という発想からきているものと思われますが、その陰でどれだけの中小零細企業が泣いてきたかを考えてみる必要があると思います。

野党は

もはや細かい主義主張にこだわらず、中小零細企業のための政策ということで一本化すべきだと思います。

小沢代表にはその点での実行力があるものと推測できます。

国民民主党が「原発ゼロ」に難色を示すなら、小沢さんはおそらくそれを棚上げしてでも大勢力を結集するために尽力するでしょう。

「原発ゼロ」も大事な政策ですが、また「単なる寄せ集め、野合」との批判もあると思いますが、大事なことは「中小零細企業のための政策実現」というただ一つの目標と言っても過言ではありません。

政策のすり合わせが

大事などとの声もありますが、そのようなことにこだわっていては、いつまで経ってもまとまる筈がありません。

小事にこだわれば離合集散を繰り返すばかりで、国民にはそのことへの不毛感が蔓延しているものと思われます。

今回報道の

動きが今後どのような展開になるかは分かりませんが、私的には立憲民主党も共産党も解散して合流するぐらいの柔軟性がないと日本の政治は変わらないと思います。

そして中小零細企業の不幸は今後も延々と続くことになると思われますが、いかがでしょうか。