一般道で自動運転

トヨタ自動車は、2020年代前半に一般道での自動運転技術を実用化する方針を正式に発表したそうです。

『一般道で自動運転、20年代前半実用化…トヨタ』

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トヨタ自動車は、2020年代前半に一般道での自動運転技術を実用化する方針を正式に発表した。

人工知能(AI)などを活用し、歩行者の有無や信号など周囲の交通状況を把握するほか、地図情報と照らし合わせ交通規制に従い、走行する技術などの確立を目指す。

27日に同社が公表した「自動運転白書」の中で明らかにした。白書ではまず高速道路での自動運転を20年に実現する。車の周囲のカメラやレーダーで状況を把握し、自動で車線変更したり、先行車との車間距離を保ったりする技術を確立する。20年代前半には歩行者や自転車なども検知できるようにする。いずれも緊急時に備えて運転席に人が座ることを前提とする。

【YOMIURI ONLINE 配信】

CO2排出量ゼロを

目指すため、電気自動車(EV)開発への動きが加速していますが、その主役の一つが電気を貯めておく電池です。

ハイブリッド自動車には、よくLi(リチウム)イオン電池が採用されていますが、これはほかの電池に比べて、同じ体積でもより多くの電気を貯められるなどの利点があるためです。

ただ

このLiイオン電池の中身は液体で、電解液に「エチレンカーボネート」など可燃性の有機溶媒が使われているため、まれに発火事故が生じるケースがあります。

これに対して、ケースはもちろんのこと、すべての部品が固体でできている電池があり、これを「全固体電池」といいますが、この電池はLiイオン電池と同じ体積でも、より多くの電池を詰め込むことができ、また充電回数は、Liイオン電池の1000~1500回の5~10倍に伸ばせる可能性があそうです。

それだけ

寿命が長いということなので、電池価格の低下が見込まれますし、更には充電時間の大幅な高速化も期待されているそうです。

「全固体電池」は、順調にいけば2025年ごろに量産が開始されるそうですが、記事にもあるように、人工知能(AI)などを活用した自動運転技術が、2020年には高速道において実用化し、また2020年代前半には一般道において実用化するといわれています。

つまり

2025年くらいには、「全固体電池」を用いた電気自動車が、人工知能によって自動運転している姿が見られるようです。

そしてやがては水上や、空中へとその可能性が広がり、かってSFの世界で繰り広げられた光景が、現実のものとなる日がくるに違いありません。

「技術の進歩」は留まることなく、常に先へ先へと、我々を導いてくれる原動力といっても、過言ではないかも知れませんね。