小池知事、自民に離党届

小池氏は、昨年7月の都知事選に自民党の方針に反して立候補した際、党に進退伺を提出していたそうです。

『小池知事、自民に離党届=都議選へ対決姿勢鮮明』

⇒ヤフーニュースの記事へ 
 
※こちらの記事は削除されました。

東京都の小池百合子知事は1日の記者会見で、自民党に離党届を提出したことを明らかにした。

同党は受理する方向。小池氏は地域政党「都民ファーストの会」の代表就任に伴い、自らの立場を明確にする必要があると判断。(略)

小池氏は会見で「進退伺を出したが、なかなか決めてくれないのでこちらから離党届を出した」と説明。自民党の二階俊博幹事長に事前に離党の意思を伝えた際は「頑張ってください」と言葉をかけられたという。

小池氏は、昨年7月の都知事選に自民党の方針に反して立候補した際、党に進退伺を提出。党費も払っていないことを明らかにしていた。 

【時事通信 配信(ヤフーニュース)】

小池都知事は

自民党に所属しながら、随分思い切った行動に出ているなと、ずっと前から思っていましたが、都知事に立候補した際に、進退伺を提出していたことについては大変驚きました。

それにしても自民党の対応は良く分かりません。まるで店の評判を気にして、固く口をつぐむ老舗の名店のような振る舞いに見えます。

一見まともなことをいっているようですが、

全てにおいて決断を曖昧にし、いつのまにか少しずつ自分たちの言い分を浸透させていく手法には、いい加減うんざりします。

森友学園の問題や加計学園の問題は、明らかに政権の圧力があったことが推測できるにも関わらず、知らぬ存ぜぬを押し通し、原発の継続については明言を避け、自然エネルギーの利用へと舵を切るでもなく、のらりくらりと国民の熱が冷めるのを待つように、少しずつ再稼働を進めています。

経済政策の

「第一の矢は成功だった」という評価が一般的なようですが、それについても、「そんなに立派な政策だったのか」と思う人が、少なくはないようですし、また第二や第三の矢にいたってはどこにあるのか全く見えない状況です。

確かに民主党(現民進党)が政権を手にした時は、何かが大きく変わると思いましたが、思うようにはいかず、その反動で再び自民党政権へと政権が移り、何が良いのか分からないまま、現在に至っているのではないでしょうか。

日本人はとかく

慎重に判断しがちですが、政権を変えるという選択肢があることを、機会があれば、思い切って示すことも必要で、小池都知事の選択は、ある意味で、政治家の方からそれを示したものといえます。

「おかしいと思ったら変える」、それは一見無責任のように見えますが、一番の勇断ともいえるのではないでしょうか。