耳掃除は「やってはいけない禁断の快楽」

余計なことをして自浄サイクルを断つと耳垢がたまって、詰まったり耳が遠くなる症状が出るらしいです。

『まじでやめよう耳掃除。米医学会が声を枯らして警告』

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「肘より小さいものを耳に入れるな」と英語の諺にもあるように、欧米で耳掃除は「やってはいけない禁断の快楽」です。やるときは「ママに怒られる~」とヒヤヒヤしながら喜んでいたりします。

(略)

なんでも耳垢(earwax、cerumen)には耳垢なりに、耳の中を適度に湿らせ、チリやホコリが中に入るのをブロックし雑菌の繁殖を防ぐ大事な役目があるので、そんなにゴミ扱いしてとらんでもええわ!ということらしいですよ? しかも新しい皮膚細胞が生成されると古いほうから順繰りに出ていく自浄作用もあるのだと、新論文にはあります。余計なことして自浄のサイクルを断つと耳垢がたまって、詰まったり耳が遠くなる症状が出るらしく、そうした症状に悩まされている人は子どもの約10%、成人の約5%にのぼり、高齢者や発達障害を抱える人の間で高くなることがわかりました。

【ギズモード・ジャパン 配信(ヤフーニュース)】

たまに耳の中が痒くなり、

ついついやりたくなるのが耳掃除ですが、自然のサイクルに任せる方が良いようです。

情報によると、耳垢(じこう)は埃と汚れから鼓膜を守るだけでなく、抗菌性があり表面を潤すという働きもあるそうです。

また、耳には自浄作用があり、 耳垢が乾いたら、食べたり、話したりして顎を動かす度に、その古い耳垢が顎の動きによって外耳道から外に出ていくとのことです。

たとえば綿棒を使う場合、

自分では掃除していると思っていますが、実は耳垢を耳の中に深く押し込んでおり、この押し込まれた耳垢は耳の自浄作用を備えていない部分にこびり付いてしまうことがあるそうです。

耳垢には外耳に溜まった真菌や細菌、ウイルスも含まれており、そのため痛みや感染症に繋がる可能性がある、との報告もみられます。

さらに

耳垢を深く内部に押し込んで外耳道を詰まらせる場合もあり、結果として聴力を失ったり、まれには深く押し込むことで、鼓膜が破れることもあるとのことです。

人間(生物)の持つ自浄作用の凄さには驚かされますが、「下手の考え休むに似たり」どころか、「下手の考え自浄作用を乱す」ということになりますので、皆さんも気をつけてください。
耳垢はほおっておきましょう。