異星人は存在するか?
地球に似た環境を持つ惑星が発見されたようです。
【地球に似た惑星発見、水も存在か 太陽系から4光年先】
太陽系に最も近い恒星の周りで、地球に似た惑星が見つかった。岩石でできており、水が存在する可能性もあるという。英ロンドン大などの研究者らが25日付の英科学誌ネイチャーに発表する。
(朝日新聞デジタル 配信)
天文台などによる天体観測によって
いろいろなことが分かっていますが、やはり生命体の存在が一番の関心事だと思います。
生命が存在するには岩石質の惑星で、充分な気圧や、液体の水が維持できること、などの条件が挙げられていますが、その意味では地球に似た惑星を探すことが近道ということになります。
そのような惑星の数は銀河系で数百億個あると言われており、さらにその中で太陽から30光年以内にあるものも100個ほどあると言われています。
今回見つかった惑星はその中でも最も太陽系に近いところにあり、今後、重点的な観測対象になるものと思われます。
異星人が登場するSF映画なども
たくさん作られていますが、その中では異星人の高度な科学技術の恩恵を受けるという側面を強調したものや、異星人との確執という側面を強調したものなどがありました。
地球人の歴史を見ると、資源の奪い合いなどによる数多くのトラブルを確認できますが、仮に異星人の存在が確認され、さらにその異星人が高度な文明を持っているとしたら、同じようなトラブルの発生も危惧されるところです。
互いの存在が明らかになると、最後は何らかの統一が見られるまでは、様々な確執が生まれ、そのたびに争ってきた歴史を振り返れば、異星人との間でも同じことが繰り返される可能性を、否定できないのではないでしょうか。
異星人の発見は、
互いの意志の疎通などを含めて、さまざまな問題発生の源泉となる恐れもありますが、一方で互いの能力の融合という期待もあります。
もし今後、異星人の存在が確認されたとしたら、地球人としての私達の生活にも大きな影響が及ぶものと思われますが、大切なことは「互いの尊重」という精神だと思います(残念ながら地球の中でもそれらが完全に果たされているとは思えませんが・・・)。
それが叶わない時は、新たな敵を見出すことにもなる今回の発見を、皆さんはどのように受け止めるでしょうか。