がん患者が初の100万人超え
「がん」に関する報道がありました。
【がん患者、初の100万人超=16年予測、死亡は37万人―がんセンター】
国立がん研究センターは15日、今年新たにがんと診断される患者は101万200人で、死亡する患者は37万4000人に上るとの予測を発表した。
発症は昨年より約2万8000人増え、初めて100万人を超える見通し。高齢者人口の増加が主な要因で、死亡も約3000人増加する。
(時事通信 配信)
犯罪もそうですが
病気についても同じで、まずは発見と予防に力を入れることが最も大事なことだと思います。
犯罪の場合なら事件が起こる前に発見し予防することが大事だし、病気の場合なら悪化する前に発見し予防することが大事です。
がんは
「検診の仕組みが整ってきていること」「診断の精度が良くなったこと」などにより、発見件数が増えているのだと思いますが、治療の方もどんどん進歩していると思います。今は高齢者が多いことから死亡者数が増えるとしても、次第に発病者に対する死亡者の割合は減少していくものと思われます。
がんは
世界中の大きな課題なので、日本だけで対応しようという姿勢は問題解決を遅らせる要因になり、決して好ましい結果にはならないと思います。
がん治療を初めとするがんに関する情報は世界中で共有されるべきで、また外国でがん治療のため認可された治療薬についてもできるだけ早い時期に(できれば同時に)使用できるような仕組みが作られるべきだと思います。
先進的な医療機器は
高価な治療費となって患者の負担を増やすことになりますが、安価な費用で多くの人が利用できる仕組みを作り、それによって得られた資金を購入資金に充てることができれば最も望ましい姿になるのだと思います。
特に検査機器については、安価な費用になれば多くの利用者が見込めると思いますので、できるだけ早急に実施していただきたいと思います。
今では
抗癌剤も大いに効果を発揮して多くの患者さんをがんの脅威から救っています。世界中の知恵を結集して、がん撲滅への流れが加速していけばもっと良い結果が得られるはずです。
そのためにも政治家や医療関係企業経営者の「利益を超えた心意気」に大いに期待したいと思います。