花咲きほこり

あちらもこちらも春でした

何か明るい華やかな気配がして、ふと見上げると桜が「見て、見て」といわんばかりに花をつけ、青い空にその姿を映し出していました。日頃あまり気にも留めない木々が、精一杯の自己主張をしているようで、みんなそれぞれの命を燃やして生きているんだなと、改めて思いました。

 

 

上ばかり見て春を感じていましたが、足もとのあちらこちらでも、花が陽を浴びてキラキラと咲き競っていました。いろいろな花の色が、それぞれの存在を訴えているようで、「金子みすゞ」さんが残した言葉を思い出しました。「みんなちがって、みんないい」、この言葉の意味がよく分かったひとときでした。